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内容説明
ねえ あんた あたしと死んでくれないか?――大罪と知りながら、落ち目の遊女・お染は男を誘い心中を企てるが…(表題作)。「子別れ」「文違い」「真景累ヶ淵」「紺屋高尾」の名作落語5篇を漫画化。落語をモチーフにした親子・人情・遊女の恋…。小野塚カホリが繊細な筆致で描く、江戸の純愛物語。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ちゃりんこママ
14
電子。再読。小野塚先生の初読。ものすごく好きな世界でハマった。2014/06/06
kanata
11
久しぶりに小野塚作品を。落語も江戸時代も、小野塚作品に漂う不穏な明るい雰囲気も大好き。知ってる噺もあったのが嬉しい。さらに、死人があまり出ないものが多くてほっとした。最後に談志のことばをうろ覚えながら引用するほど小野塚さんも落語が好きなんだなあ。紺屋高尾は好きな噺なので、もうページ数を少し長めにとってもらいたかったな。2017/12/27
えんび@灯れ松明の火(文さんに賛同)
11
落語の漫画化。表題も好きだったが『紺屋高夫』王道だがピュア!あまりのストレートさに不覚の涙。いいよねこういうの。古典落語を知らなくても、知らないなら、知りたいなと思わせてくれる。小野塚さんの絵も素敵。 あとがきの談志師匠の一言もピンっと響くね。2013/03/10
たな吉
10
なんといっても『紺屋高尾』なんべん読んでも泣く。(落語も、なんべん聞いても泣く。)2015/01/08
たく
7
落語をもとにした漫画。文珍の聲を思い浮かべると、笑い所で腹を抱え、洒落てる所で驚嘆せざるを得ない。江戸落語の語りが生き生きと蘇る。2013/12/15