内容説明
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毒舌キャラで人気の俳人・夏井先生の手にかかれば、ありきたりな平凡な句があっと驚くイメージ豊かな一句へと早変わり!本書は、そのミラクルな言葉の化学変化の秘密を初公開。5・7・5にパズルのように言葉をはめ込めば、脳を鍛えて幸せホルモン・ドーパミンが泉のごとく湧いてくる。俳句を詠めば、脳が若返る!ストレスに強くなる!脳科学者・茂木健一郎氏の対談を収録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
パフちゃん@かのん変更
56
俳句と言えば五七五と季語を入れればいいと思っていた。現役のころは季節ごとに子どもたちに作らせていたこともあった。でも、こんなに知らないことがいっぱいあったんだ。「一物仕立て」「取り合わせ」まず、俳句の種を集め、それにふさわしい感触の季語を選ぶ。集めた種をもとに一気にたくさんの句を作る。楽しそうだ。2017/04/28
じょんじょん
44
「プレバト!」を最近観る機会があって、、ものすごく面白かったので借りました。TVでの毒舌批評で芸能人をバサバサ切っていくのも気持ちよいですが、夏井先生の手直しで詠まれた句が驚くばかりに活き活きを変貌すことに感動しました。本書は脳科学者の茂木先生との対談、仕事句、秀逸句の三部構成。茂木先生との対談は読メでは賛否わかれる(若干、否優勢)ようですが、自分は興味深く読みました。脳への刺激、いっぱいあるみたいですね。やはり刺激を与え使い続けないと錆びつきます。言葉並べはとりくみ易いが奥の深い俳句の世界は脳活性適任。2017/11/03
パフちゃん@かのん変更
44
再読です。俳句の種を集め、一番ふさわしい季語を選ぶ。季語は一つだけ。擬人化もいい。感情を表す言葉は使わず、想像させる。具体的なものを選ぶ。2017/08/29
ひめありす@灯れ松明の火
41
前半の才能なしのは行くから才能ありの俳句に変える手際は鮮やかで見事の一言。やっぱり読んで居て何の事なのかよくわからなかったのがすっきり整う感じです。読んでいく内にこの方が好きな季語や言葉の傾向が見えてくるのが面白い。醜い癖よりも何百年の端正な伝統の勝利なのでしょうか。季語も語順で時期が変わってくるなんて不思議。桜蕊散るという季語はとても美しいのでいつか何かで使ってみたいな。私自身はもう俳句を作る事はないと思うけれど、だけどちょっと考えていた世界の弾ける感じのあの半年間はきっと何かの糧にはなっているのだろう2016/08/10
田中寛一
37
プレバトで人気の俳人夏井いつきの本ということで読んでみる。「俳句を知ると、世界が変わる」に始まり、脳トレ、人生が楽しくなる、認知性も防げる、ストレスに強くなる、などとあると読まないと損だ。そして俳句をかじってみよう。俳句道場もあり添削例もあり学ぶことも多い。これからも「俳句の種」を見つけながら生活してみよう。そして人生を楽しみたいものです。俳句の腕が上がるに越したことはないが、そうでなくとも俳句によって生活に潤いを持ち続けたいものです。2017/03/22