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内容説明
男と交わることができない沙英と、刃物のような鋭さをもつ香織。風変わりなふたりの関係は、ひとりの男をめぐって次第にバランスを失っていく…。松浦理英子の小説『乾く夏』を改題して描きおろした表題作ほか、8編の傑作短編集!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
seizsakaki
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短編集。おそらく初期のものだと思う。このころ、私にしてみれば著者は「どこかで読んだことのある絵の漫画家さん」といった感じ。この後のインディゴ・ブルーなどとは趣が違っていて、作家さんの成長を感じてしまった。2013/07/03
ごんざぶろう親分
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初期短編集。苺の話が印象に残った。
龍國竣/リュウゴク
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鮮やかな装幀。美しい扉絵。その内容は、シンプルな絵で構成された、不思議な話。危険な香りのする、恋の話。そして、死が色濃く描写されている。絵柄に決して華美なところはなく、むしろ雰囲気で感じさせる描写力。性を、死を、描き出す短篇集に赤が似合う。2011/10/15
armi
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比較的初期のやまじ作品。けっこう鬱。2008/07/23
電柱
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松浦理英子「乾く夏」が原作の表題作が読みたくて手に取った。正直全編を通して暗い?黒色の服が似合う人たちという感じ。2020/11/30