新潮新書<br> ゴジラとエヴァンゲリオン

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新潮新書
ゴジラとエヴァンゲリオン

  • 著者名:長山靖生【著】
  • 価格 ¥792(本体¥720)
  • 特価 ¥554(本体¥504)
  • 新潮社(2016/07発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 150pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784106106774

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内容説明

戦後日本における特撮とアニメの最高峰――それがゴジラとエヴァンゲリオンだ。異形の怪物はどのように生み出されたのか。なぜ大衆の心をつかんだのか。製作者たちの過酷な戦争体験はどう作品に反映されたのか。庵野秀明監督と「ゴジラ」をつなぐ線とは何か。なぜオタクたちは「エヴァンゲリオン」に熱狂するのか。日本SF大賞受賞の著者が、作品への深い愛情と膨大な資料をもとに、鬼才たちの企みを解き明かす。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

bura

69
2016年シン•ゴジラ公開当時に書かれたゴジラとエヴァンゲリオンについてのディープな関係論。筆者は歯学博士でありながら特撮とアニメに大変造詣が深く「日本SF大賞」「星雲賞」を受賞している超一級のヲタクである。並列しているがエヴァと庵野秀明についての考察がメインでゴジラや特撮は如何に影響を与えたか、を資料として挙げている様な構成である。どうせヲタクによるヲタクの為の1冊なのだから、更にもっとニッチにしても良かったかな、と思うのは私だけかな。アニメと特撮に取り憑かれている世代に「解」を語る一冊として楽しめた。2023/05/30

佐島楓

58
庵野監督の最新作が「ゴジラ」だと知って、どうしてだろう? ウルトラマンだったらわかるけど、と思っていたけれど、この本で指摘される両方の作品の反復性を知り、腑に落ちた。2016/08/28

keroppi

55
読者メーターオフ会交換本の一冊。「シン・ゴジラ」公開前に出版された本で、ゴジラ映画とエヴァンゲリオンの基礎知識編という感じ。「シン・ゴジラ」に向かう庵野さんのことを、もっと読みたいと思ってしまったのは、公開後に読んでいるからか。2019/06/30

Emperor

41
ぼくにとって、思春期のどうしようもない自意識をコントロールしてくれたのがゴジラとエヴァだった。お互いに共鳴しあい、えげつない熱量で断続的に興奮と謎を投げかけてくる彼らは「神」であり「真」だった。そしてぼくのアイデンティティの「芯」になっている。これからもお世話になります。2019/09/19

けんとまん1007

37
そうなのか~ということがたくさん。ゴジラは、息子と一緒に、それなりに観てきたので、わかるなあ~という感じ。エヴァは見たことがないので。。。それでも、シン・ゴジラは観たので、この本を読んでみた。前作との関係、全体のストーリー、影響を受けた作品などもわかり、また観てみたいと思った。やはり、関わる人の思いと関係性が大事なんだということ、それから、宮崎駿さんの見通す力のすごさも(ページ数は少ないが)感じた。何を伝えるのか?という基本的な部分の深さ。2017/03/12

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