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内容説明
ジョブズもゲイツもウェルチも、「いい人」ではなかった! リーダーは謙虚であれ、誠実であれ、そして部下への思いやりを持て――一般的に優れたリーダーはこのような資質を備えるべきだと思われている。しかし、現実のデータを分析すると、実は多くの成功しているリーダーはこうした資質を備えていない。スタンフォード大学ビジネススクールの教授が、巷にはびこる「リーダー論」のウソを暴き、組織の目標を達成し、職場環境をよくするために何が効果的かを、豊富なデータと実例から解き明かす。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
5 よういち
105
リーダーには、謙虚さ、誠実さ、思いやり等々が必要だと巷で言われているが、実際はどうだ?出世してるのはそれに反したヤツばかり。そういう上司の犠牲にならないための本。◆耳が痛くなった。そうではないと思いつつも自分のエゴは入ってるよな。上司と言われる立場の人は耳鼻科を予約して読むべし。◆部下を失望させる上司/謙虚どころかナルシシズムの上司/大勢のリーダーがウソをつく/「信頼」は基本であるが、不可欠ではない。リーダーの信頼感はなくても利益は上がる。/思いやりどころか、大半は自分のこと第一。2020/04/07
もりやまたけよし
39
リーダシップの本なんだけれども、世の中の多くのリーダーは、えげつのないやつだというような話だった。ただ多くのアメリカのビジネス書と同じように、読み易い。あまり残んなかったけども。2018/04/28
メタボン
33
☆☆ タイトルから想像する内容とはかなり違った。部下思い、謙虚、正直、こういった美徳は、リーダーになるにあたっては全く必要ない。ナルシストこそリーダーに必要な資質。でもそこまでしてリーダーになりたくはない。マキャベリの言葉「自分の側に神がついていると信じる者はどんな残酷なこともやってのける」が印象的だった。2018/05/08
かんちゃん
30
キャッチーなタイトルが本書の品格を落としているが、内容はそこそこ真面目だ。著者は「権力」を専門とするスタンフォード大の教授だ。世のリーダーたちに特徴的な資質は人格者と呼ばれる人たちと凡そ正反対だ。にも関わらず、それほど批判されることもない。むしろ、様々に脚色されて伝説となる。一見すると不思議な構図だが、実はそれが極めて自然な現象であることに気づかされる。誰しもが言葉にするのを躊躇う現実を赤裸々に語る。リーダーシップ教育の幻想にも頷ける部分が多い。鼻持ちならない輩ほど出世する。これが現実だ。2016/07/22
チャー
21
巷にあふれる理想的なリーダーシップとそうするためのノウハウや開発に関わるビジネスなどについて、現実を見つめ実態としてのリーダーがどのようなものかを冷静に考察した本。タイトルが刺激的であるが内容は思い当たる点も多い。チームを引っ張るリーダーは率先して正しいことに取り組み、メンバーを鼓舞して組織や活動を良い方向へと導くものと各所では訴えられているが、実際にリーダーになったらそうはいかない面も多いという点は頷く面も。人である以上自分の利益が頭をよぎらないわけはなく、実際に企業トップの報酬額にそれは現れている。2022/06/12
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