ビームコミックス おれは たーさん 1

著者名：朝倉世界一【著者】

KADOKAWA（2016/07発売）

• ISBN：9784047342149

内容説明

「Im not a HERO anymore！」ジャングルの平和を守ってきた元ヒーローの“たーさん”が、大きな夢と、密かな誓いを胸に、大都会へやってきた！　さあ、最高に自由で爽快な、ゆるゆるシティライフを楽しもう！　『デボネア・ドライブ』『春山町サーバンツ』の著者が、「今」をサバイブするあなたへ贈る、、アンチ・ヒーロー・アクション（？）、スタート！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[吉田あや]

ジャングルから来た男・ターザン。野生はこりごりと都会でオシャレに暮らすうちぽっちゃり体系となり、名前も「たーさん」に。クー社長(サル)、カイ専務(ブタ)、ジョー常務(カッパ)と天竺目指しちゃいそうな会社で働き、隣に住むゾンビの女の子に恋をする、元ジャグルヒーローたーさんの日々。ゾンビガール・こだまちゃんが作り出す、死んだものをだいたい蘇らせるZ(ゾンビ)ウォーターがこれからどんな展開を生み出すのか、朝倉さんの自由でかわいくて、ちょっぴり切ない世界ど真ん中。

2018/09/26

[眠る山猫屋]

このドライブ感が最高！！ みんなの為に密猟者を虐殺(苦笑)してきたたーさん。けれど「たーさんが来てからジャングルが荒んだ」と責められ傷心、文明社会に飛び出したたーさん。ぽっちゃりさんになっても、驚異の身体能力は衰えてないたーさん。暖かい人々に支えられ成長するたーさん。そしてヒロイン登場。彼女はゾンビのコダマちゃん。そう、ヒロインはゾンビ！！ゾンビなのに素敵なコダマちゃん。何でも生き返らせてしまう科学力。先が全く読めないけれど、暖かい空気感と疾走する物語は健在。

2022/05/06

[筋書屋虫六]

いつもの朝倉世界一節っちゃーそうなんですけど、このゆるゆる大好きだから新刊うれしい。ジャングルから（なぜか）豪華客船でクルージングしてきたターザンが、お客のテーブルクロス抜きした布を身体に巻いてジャンプ。つかみはOK。次の場面では都会生活に馴染んでぽっちゃりした「たーさん」になっちゃってました（笑）。孫悟空キャラクターの会社とか、お隣さんはゾンビ化エキスを開発する理系女のマドンナ・コダマちゃん（ゾンビ）。コダマちゃんの頭にのっけているベレー帽みたいな物体が脳みそに見えるのがいちばん気になるところです。

2016/09/22

[abeplusplus]

この絵柄で脳がはみ出たゾンビがしれっと出てきてガンガン課題解決してくんだからたまらんな！

2016/10/18