内容説明
桜が咲き誇る広沢池の畔で、八重桜の樹の枝に吊り下がった日本画壇の重鎮・植山小堂の死体が発見された。現場に残された椅子・ライターは本事件を解くカギとなるのか。警察の捜査が進む中、一人の容疑者が行方不明に……。なぜ、植山は殺されなければならなかったのか。その謎解きに、京都取材を得意とするプロカメラマンにして美食家、そして名探偵である星井裕が、元妻である京都府警の安西美雪警部補とともに挑む。京の名所や美味満載で、推理をしながら、この一冊であなたも京都通になれる! ミステリー小説初の旅のガイドコラムと、事件のストーリーを追える京都マップ付き。『京都嵐山 桜紋様の殺人』を改題・再編集。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ブルーローズ
4
16年4月26日。ストーリーを追うには、自分にはこの文体は読みづらい…が、観光案内として行ったつもりになるにはちょうど良い。2016/06/11
starstar
2
推理より、断然、京都の景色と美味しい料理の想像が優ってしまった!推理と京都案内の合わせ技、私には無理でした 笑2016/11/06
ブルーローズ
1
再読。ここに出ているお店がテレビに出ていました~。小説より京都観光の参考になりそうな本です。2017/02/18
hidekiwarm0513
0
至る所に伏線がわかりやすくちりばめられており、犯人にたどりつきやすい。が、それよりも、京都のお店の解説がとても興味深く読めた。2016/12/11