内容説明
本棚は、すでにいっぱい。ほしい本は、まだまだある。――夢、憧れ、苦労、奮闘。23編の名エッセイ。小野不由美、椎名 誠、赤川次郎、赤瀬川原平、児玉 清、南 伸坊、井上ひさし、荒井良二、唐沢俊一、内澤旬子、西川美和、都築響一、中野 翠、小泉武夫、内田 樹、金子國義、池上 彰、田部井淳子、祖父江慎、鹿島 茂、磯田道史、酒井駒子、福岡伸一。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
やすらぎ
210
本を買うときの格別な喜び。本好きの人の本棚にある貴重な隙間はいつの間にか埋まってしまう。拡張してもとめどなく。天井まで溢れても捨てられない本。個性のある背表紙。いつまでも完成しない本棚を見るのが好きだ。癒し、励まし、勇気を、心豊かな幸せのひとときを。読み終えた本を開くとき一頁ずつ思い出が蘇る。身も心も深く静かな清流のように穏やかになり自分と本が一つになる瞬間が来る。音楽を聴きながら思いが詰まった本棚にある一つのエピソードに考え込む。私がこの世からいなくなったら本たちは行方知れずになってしまうのだろうかと。2022/09/27
KAZOO
173
本棚に対する23名の作家や学者さんのおもいをつづったエッセイ集でかなり興味深く読ませてもらいました。私もうなずくところがあったり、あるいはSF的な感じのところや若い頃の思い出をつづったところもありそれぞれの人が本の収納場所についてかなり問題意識を持っているのだなあと感じました。2016/02/13
はたっぴ
112
近年、積読本の増殖スピードが増して危険な獣道のようになっているが、この本に登場する著名人の蔵書量はとてつもない。それぞれご自慢の本棚や書庫を写真やイラストで公開し、書籍に対する愛着ぶりを語っているのだが、好き勝手に色々なことを述べているので、ただただ素直に面白く受け止めた。中でも、井上ひさしさんの家の床が抜けた話は二度読み。『どんな本を読んでいても、本の中身と自分とが一つになって一個の珠になっている。仏教の座禅で悟りを得るように、活字と一体になることが好き。』という(井上さんの)言葉に出会えて良かった。2016/02/22
kinkin
108
作家、画家、科学者他様々な人の本棚にまつわるエッセイ集。テレビのインタビューなどを見ているたくさんの本を背中に話をしているのを見るとインタビューよりもむしろどんな本があるのかの方に気がいってしまう。難しそうなタイトルの本があったりりっぱな装丁の本があったり。うちにも本棚があるが本棚というより映画のDVDやCD、ガラクタが入っている。それに読みかけの本はパソコンの置いてある机の脇に積んでいる。崩すと読みかけの本がわからなくなる。読書家と呼ばれる人は身の周りに本がないと落ち着かないと思う。2018/11/25
くぅ
71
いや〜面白かったぁ。500円位の文庫だけど値段以上の中身だと思う。まず、出だしの小野不由美さんで可笑しくて笑いながら読んだ時点で完全に心を掴まれた。大好きな児玉さんの本にまつわるエピソードは知っていることなのにやっぱり幸せな気分になれ、井上ひさしさんが積んだ本を山脈に例えるセンスやみんなに「いらない」と言われた『全国縁日一覧』の魅力を語るのが可愛らしくてキュンキュンした。他にも内澤さんや西川さんなどの話にもニタニタせずにはいられないし、小泉さんの本棚のカオス状況に自分はまだ序の口だと安心したり。2016/02/21
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