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内容説明
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レアメタルとは物理的な性質によって定義されたものではなく、人類の科学や産業技術との関係から分類されたものです。
そんなレアメタルの定義から世界での需要や供給の現状、そしてこれからの展望などを、科学的視点からわかりやすく楽しく解説します。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
いきもの
1
レアメタルについてざっくり種類や用途、課題など。埋蔵量が多くても産出国が偏ってるとレアメタル。というかレアメタルはかなり種類が多いので一概には語れないのだな、という感想。中国が輸出規制し始めた頃に出た本なので懐かしさを感じる。2015/12/26
すいみん
1
恥ずかしながら触媒の具体的な作用をこの本で初めて知りました。 一時的とはいえくっつくんですね。アモルファスや最近話題の海底鉱床によって多少は需給が収まるといいのですが。…この本以外でアモルファスについて聞いた事ないですが、研究規模小さかったりするんでしょうか2015/10/22
はるゆう
1
流し読み。書いてあることが違和感なく読めるようになってきたので、徐々に化学に関する基礎知識を得ているなぁ、と本書と関係ないところでうれしくなってしまった。内容は、無機化学に関することがいろいろとまとめられている、という感じであった。白金の触媒としての偉大さを改めて認識することができた。2013/07/15
琵音
1
新書判でフルカラーで可愛らしいキャラが跳ね回っているし、初心者向けの入門書と思ったら大間違い……。LED、原子炉、レーザー光線、半導体など我々の生活に密接に関係する科学技術の仕組みがきちんと説明され、そのどこにレアメタルが関わっているか記述されています。説明は専門用語の羅列です。励起、ヒステリシス、超伝導、ドープ等、様々な用語が並びます。相当科学技術に興味があり、知識・理解力のある人じゃないと読むのが大変だと思います。私は死ぬかと思いました。でも先端技術に疑問がある時の調べ物に手元に一冊あってもいいかも。2011/06/21