PHP新書<br> 「時間の使い方」を科学する - 思考は10時から14時、記憶は16時から20時

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PHP新書
「時間の使い方」を科学する - 思考は10時から14時、記憶は16時から20時

  • 著者名:一川誠
  • 価格 ¥750(本体¥682)
  • PHP研究所(2016/07発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784569831251

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内容説明

短期記憶や計算能力、注意を必要とするような課題は、体温が高い時間帯、16時から20時がもっとも効率がいい。一方、論理的な判断は10時から14時の時間帯が適している。これは「身体時計」が生み出す24時間周期のリズムの影響によるものである。このような身体時計のはたらきや、基礎心理学が明らかにする「感じられる時間」の特性を生かして、自らの能力を引き出し、日々の生活の満足度を高める方法を語る。さらに、映画や音楽の最終的な印象を決定づける「ピーク・エンドの法則」など、時間に関する興味深い心理現象も紹介する。(内容例)●「感じられる時間」の長さは何で決まるのか/●遅い時間帯の食事のリスク/●うつ病など精神の健康への影響/●かつての日本は「不定時法」を採用していた/●時間を作り出す技術/●15~20分程度の仮眠をとると効率が上がる

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

かわうそ

34
★★★★☆もっと前から読んでおけば良かったと後悔している、素晴らしい本だ!代謝が下がったり、体温が下がったりすると、時間が短く感じるという!時間を気にせず、体験する事柄を減らすと、時間は短く感じるという2016/07/30

リキヨシオ

27
身体内には「サーカディアンリズム」という24時間周期の身体変動がある。しかし夜型の生活や行動における消極的選択肢が増えた事などで今まで以上に限られた「時間の使い方」が難しくなった。人間は「自我防衛反応」と「現状維持バイアス」といった「怠惰」の特色を持つ。だから意識を持って「時間の使い方」を心がける必要がある。1日の生活における自分の作業行動を書き出す・優先順位を付ける・実行する為の計画を立てる・達成可能な身近な目標を立てる。など実行したい項目は多い!ここからは自分の強力な「怠惰」との戦いが勃発するか!?2016/11/07

ふろんた2.0

26
ショートコラムの羅列でエンタメ感覚で楽しめる。でも「試験勉強をしなければならないのになぜ部屋の掃除を始めてしまうのか」とかもうちょっと細かいところを読みたかったな。時間そのものの量は変わらないので、如何に自分の脳をごまかしながら時間を使うか。いくつか活用できそう。2016/10/05

ルル

23
「終わりよければ全てよし」ものごとの終盤は大事です(*^^*)雑学として知っておくと会食時・コンパ・酒宴の時のお役立ち度は高いです!又、自分の時間の使い方を見直すきっかけになるかもしれません(*^^*)2016/10/25

ゆず

20
今まで読んだ「時間」の本とは違った内容で人間の時間に対する心身や心理から書かれていて、とても興味深かった。先伸ばし等、性格の問題かと思う事柄も人間ならではの行動であったり、時計時間になって歴史が浅いなど。人間の一般的な時間的特性に無理の無い生活を送りたいと思った。2017/08/24

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