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内容説明
「書く事はすなわち、自分自身を見つける事だ」と著者は説く。それは、フロイトの提唱した精神療法に似ている。無意識下の自分を知り、まだ見ぬ自分にメスを入れる。それが「書く」事の持つ真の力だ。本書では「なぜ」「何を」「どう」書くのか、という点について、著者が二十年来続けているエッセイ教室などの例を挙げながら具体的に解説する。方法は、メールや日記、ブログでも、エッセイや旅行記でも良い。人間関係・仕事・家族・老い……。あらゆる悩みや迷いは「書く」事で乗り越えられる。単行本『最後はひとり』を大幅改訂した、書いて心を穏やかにする習慣の薦め。巻末に松本清張賞作家・山口恵以子氏との対談を収録。第一章 書くことで、人生の悩みを乗り越える 第二章 書いて自分を「発見」する 第三章 孤独を癒す「書く」事の力 第四章 人生の中で出合う一文が、支えてくれる 巻末対談 凛として一人生きる――書く事がその強さをくれた
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
読書実践家
9
書くことが癒しに繋がる。書くことは自分を掘り下げる。良い文章は細部にこだわっている。書くことの真価が分かる。2016/04/16
オカピー
6
「書くとは、自分自身を見つけること。確かめつつ自分が何者かを知っていく。」①書く事で、人生の悩みを乗り越える。書く事で、紙の上にアウトプットすることで、内にたまっていたストレスが発散されることはあると思う。②書いて自分を発見する。読書メーターに感想を書いている内、読んだ時に気づかなかった事に気づいたりすることもある。こんな考え方もあるのかと。③孤独を癒す書くことの力。自分の中の心の整理ができる。④人生の中で出合う一文が、支えてくれる。多くの本を読むことで、グッと刺さる一文に巡り合えることが増える。2023/09/08
Prince of Scotch
3
本書は大ベストセラー『家族という病』の著者による文章指南の書だ。全四章と巻末対談からなる構成。下重氏が主宰するエッセイ教室でのエピソードを絡めた第二章「書いて自分を発見する」と作家・山口恵以子氏との対談が特に面白いと感じた。第一章にある「堂々と恥をかく事がものを書く事」(47ページ)は、自分に深く刺さった言葉だ。巻末対談のなかで下重氏は再び同趣旨の「やはり、きれいごとはだめ…」(194ページ)と仰っており、文章を書くことは潔く恥ずかしい自分を晒さなければならないことを再確認した次第です。2018/06/15
とくま
3
×P29 こういう内容かぁ。2016/06/07
ダンゴ☆ルッチ
3
「書く」ことで自分がわかる、って良いですね。よくSNSの日記を利用するので、これまで以上に積極的に書いていこうと思います♪2016/01/13
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