内容説明
いつも「私ばっかり」面倒な仕事を押しつけられている。くやしい……。いつも「私ばっかり」気を遣っていて、相手は好き勝手生きている。ズルい……。なんで「私ばっかり」悪いことや不幸が続くんだろう。ツイてない……。そんなふうに思ったことはありませんか? 本書では、カウンセリングを25年近く続け、多くの悩める老若男女と接してきた著者が、「どうして私ばっかり……」となってしまう深層心理を解明するとともに、そこから抜け出すための考え方と具体的行動法を紹介。「自分も周りも幸せになれる生き方」を模索している人は必読! 『「どうして私ばっかりが……」というような気持ちになってしまうのは、あなた自身が、「自分を大事にしていない」ということなのです。あなたの中に燻っているそんな「損する」気持ちを解消しながら、同時に、自分自身を大事にする方法を、この本でレッスンしていただければ幸いです』──本書「まえがき」より
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Artemis
18
平等とか、公平とか求めてしまうけど、理不尽なことは起こるし、起こってしまったことに腹を立てても解決しない。仕事であれば誰かがやらないといけないし、文句を言っても変わらない。感謝を期待しても誰も感謝してくれないのが割と普通。割り切るのが賢い!プライベートであれば、やりたいならやるし、嫌なら断って、相手にどう思われるかなんて気にする必要はない。そんな人のこと気にしてないし、それで文句を言われるならどう付き合ってもしんどくなるのは目に見えるので付き合わなかったらいい。2023/02/21
みい
14
他者中心になっている人は心の眼を他者に奪われている為に相手の言動や相手によって傷つく言動には敏感ですが自分の感情や感覚に気づく感度が低い。感情的なトラブルがあればブレーキがかかり相手は自分の評価を落としてでもあなたに迷惑をかけることをしてしまう。他者中心の人は物事を思考で判断するが自分中心は自分の気持ちや感情が基準。私が出かけるのは心から私の自由なんだと想う。2015/10/15
ふくみみ
10
あまり直視したくない感情でタイトルも目をそらしたい気持ちだったけど、内容はよかったです。とにかく自分がどう感じたか、自分の自由を自分が保証してあげて、他人の自由も尊重する。アサーションのやり方だけどシンプルでわかりやすいと感じました。確かに苦手な人ってこちらの自由を侵害してくる人だものなー。自分がせざるを得ないことも納得して出来るようにどういう考えでやることにしたか意識化する。不快な感情が出てきたときにはまず自分がどう感じたかを直視して、それから返事など対応してもいいのかも。2015/09/25
左端の美人
6
自分の気持ちを感じて、表現する。私だけ損してるって思った時は自分が損する選択をしていることに気づいて自分の気持ちと向き合えるといいな。そして上手く消化できるようになりたい。2015/05/10
yuki
6
読んでみると意外に「いやー自分には当てはまらないかも」と思うところもあって。でも確かに大切だと、改めて思わせてくれました。思考より自分の感情を。2014/03/11