内容説明
文化放送の人気ラジオ番組「キャンサー カフェ」のパーソナリティーで、がん研有明病院の名誉院長が、最先端の治療法を含めた、がんのすべてを語る。番組に出演し、がん体験を語った有名人たちのエピソードが随所に! 医者との賢い付き合い方も伝授。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
くりりんワイン漬け
6
これを読み終わり思ったことは、「さて、誰に読んでもらいたいだろうか?」 この本はがん患者さんではなく、家族や親族やがんと戦う患者さんの友人や同僚でしょう。何時か自分も戦わなくてはならなくなる可能性の高い病気ですが、がんを知るよりがんと闘う人の環境を知るための手助けを本書はしているのかもしれませんね。 患者さんが読むレベルではないかもしれないし。これを読むときはおそらく戦っている最中でしょう。その段階で読むものでもないと思います。2016/07/21
siru
0
癌は早期発見に尽きる。癌は不治の病では決して無い、どう向き合うか、どう家族や周囲の人と関わっていくのか、色んなことを広く考えさせられる。この本を読むきっかけは様々だと思う。2016/12/04
Humbaba
0
がんは決して不治の難病ではなくなってきている。ただし、治療にはタイミングも重要であり、ある程度以上進行してしまえば現代医療でも対処できない。また、治療をしても以前と全く同じ状態に戻れるとは限らない。自分がどのような人生を送りたいかを考えて、それにあった選択をする必要がある。2016/04/11