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内容説明
【清く、正しく、我儘に。明治乙女は恋をする。】
明治の代には珍しい、洋行帰りのハーフの晴彦。叔母が斡旋してくれた仕事はなんと女学校の教師…! しかし、晴彦を待っていたのは、清純可憐な大和撫子…ではなく、大人や男の言いなりにはならないという強い意志を持った訳あり「ハナアリ」少女たちで…!?
(C)2016 Yoshie Kato
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ako
10
女学校の英語の教師になったハーフの晴彦は、大人の言いなりにはならない「ハナアリ同盟」の朱音に早速気に入られます。朱音は何事も諦めず真っ直ぐでキラキラしてて、晴彦も徐々に朱音のように諦めず立ち向かうようになってお似合いの2人でした。続きがないのが勿体なかった。2016/08/22
飛鳥島ゆたか
5
ハイカラさん日常系。ハレー彗星や夏目漱石等、当時の時代背景も取り込まれており結構面白い。朱音ちゃんかわいいよ朱音ちゃん。ちょっと台詞が多いな、と感じるところもありましたが、テンポは良く絵柄も見やすくキャラも接しやすくと、良作だと感じたのですが、これで完結ってマジ……?続きが読めないとか非常に残念。2016/08/11
糸文
3
★★★☆☆2023/09/29
みか
3
登場人物皆が可愛くて憎めない人たちでした。続きがないのが残念。2016/08/26
ソノダケン
3
別れの辛さを直視できず、忘れられるくらいなら憎まれたくて、残酷に相手を傷つける紫暮。最終2話は秀逸な百合だ。ヒロインの朱音はちょっとガサツだけど、先輩ふたりのすれ違いを察し、「忘れ物」がないか繰り返したずねる。心の通い合いがすばらしい。ここで終わるのはいかにも惜しいが、一方でメインプロットである朱音の恋は、1話のプロポーズ以降どう発展するか匂わせてすらない。しかたなく脇道へ逸れた面もあるのだろう。とはいえガンガン編集部のわかってなさをここでも感じる。2016/07/15