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内容説明
三匹の子犬を初産した、新潟県山古志村のマリ。幸せいっぱいのマリを、その当日、中越地震が襲う。全村避難の中、もうすぐ雪に埋もれる村で、三匹の子犬と置いてきぼりにされたマリの運命は? 16日後、村に帰った飼い主が見た感動の光景とは? 実話を元にした、愛と感動と涙の物語
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
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41
実話。一人の人間と三匹の子犬の命を救った犬の話。マリが三匹の子犬を生んだ日の夕方、中越地震が発生。それからマリは… 人間は弱い。何かあると弱音を吐き、愚痴や不平不満を口にする。それに比べて物言えぬ動物は我慢強い。限界まで我慢する。中でも人間との絆が一番強い動物は犬。犬は強い。特に母犬は強い。犬に教えられることは多い。本書の内容も然り。涙の一冊です。2019/11/10
すぱちゃん
16
2004年10月23日山古志村で3匹の子犬を産んだマリ。その日の夕方マグニチュード6.8の地震が山古志村を襲う(新潟中越地震)。鎖につながれていたマリですが、自力でフリーになり子犬の世話とタンスの下敷きになってしまったおじいさん(飼い主の父親)の元へ行き、舐めて励ますことを繰り返します。マリに励まされたおじいさんは自力でタンスの下から脱出。その後ヘリコプターで山古志村を後にしたおじいさんと飼い主を待ちながら山古志村で子犬の面倒を見続けたマリ。愛情深いマリに心が動かされました。ikko(絵)は大野一興のこと2019/12/07
どあら
5
文章も分かりやすかったし、写真や絵も可愛かった❢❢ 地震の怖さがよく伝わってきました (^-^)2014/03/19
あさみ
4
山古志村で育った犬のマリは、三匹の子犬を産んだ直後、中越地震に見舞われる。タンスに挟まれ動けない飼い主のおじいさんを励ましながら、子犬を守るマリ。元気づけられたおじいさんは、無事家を脱出するが、マリたちを置いて避難しなければならないことに。いくら家族と同じ気持ちでいても、有事の時はやっぱり人間と同列には扱われない。注がれた愛情に報いれないときの切なさを想像したらもう…。でも、母は強かった!子犬たちの写真は和みます。語り口がちょっと童話チックでした。2015/09/30
峰
3
絵がかわいく、とても読みやすい本でした。おいめいに読ませたいです。それでも実際にあった災害なので、不安や恐怖は生々しく伝わってきました。311もそうでしたが、もし自分のペットとはぐれたら…と考えさせられます。
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