内容説明
自他共に認めた“世界最高のベース・プレイヤー”の光と闇
フレットレスのフェンダー・ジャズ・ベースという愛器を操り、これまでの概念を覆す唯一無二のプレイで、ベースという楽器の可能性を広げ、その後のミュージシャンたちにも多大な影響を与えた伝説のベーシスト、ジャコ・パストリアス。彼の音楽の原体験から、ベースという楽器との出会い、ミュージシャンとしての輝かしい栄光、そしてあまりに悲劇的すぎる最期へと続く、激しく刹那的な35年のストーリーが、数多くの有名ミュージシャンの証言を交え語られていく。天才ベーシストの、成功への足跡はもちろん、その後に訪れた闇までをも克明に描いたリアル・ストーリー。すべて音楽ファンに贈る一冊です。
目次
■序章:ジャコ----人と神話----
■第一章:若き日々
■第二章:オン・ザ・ロード
■第三章:ウェザー・リポート
■第四章:ワード・オブ・マウス
■第五章:失意の時代
■第六章:終焉
■第七章:ジャコの思い出
■第八章:ジャコふたたび
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
吟遊
11
インタビューによる伝記的な本。フロリダで育った自由奔放な少年時代の回想が、活き活きとしていて、アメリカ素敵、と思う。2017/05/10
owl&shepherd
3
ファンが読むには覚悟が必要。本書の三分の一は彼の自己破壊的な振る舞いだから。また、虫の息で発見された彼の姿の描写には絶句。何が彼をそうさせたか、誰にもわからないだろう。本人だって... 1980年代に「生ジャコ」を二度見聞きしているわたしは、あまりの悲惨さに今回ばかりは言葉少な。 2017/01/05
T. S
0
リアルタイムで聴いた事がなく、パット・メセニーやジョ二・ミッチェルのアルバムに参加されていたことを知って才能溢れるベーシストという印象だった。もう少し謙虚だったら、破滅的な人生を送らなかったのではないかと感じてしまう。2017/01/29
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