講談社ラノベ文庫<br> アストレア戦記 ブリキカンドウォー

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講談社ラノベ文庫
アストレア戦記 ブリキカンドウォー

  • ISBN:9784063815436

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内容説明

青機甲(ブリキ)と呼ばれる機械が暮らしに根ざす、王国世界。機械技師の少年・ロウは、父の形見である青機甲戦機(ブリキカンド)と旅をしていた。その途中、軍師を名乗る少女・エルに拾われ、半ば強制的に『従者』にされてしまう(拘束具付き)。戸惑いつつ、嫌々付き従うロウにエルは語りかける。「わたしは、世界を守りたいんですよ」と。世界を守りたい軍師と逃げたい機械技師。世界の歯車は、二人の運命を翻弄する!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

よっち

18
青機甲が暮らしに根ざす世界。父の形見の青機甲戦機と旅する機械技師の少年・ロウが、軍師を名乗る少女・エルに拾われ、半ば強制的に従者にされてしまう物語。世界を守りたいと語りかける謎の軍師の少女。とある目的のため意味なく戦うことを厭い、これまでは逃げまわるだけだった少年。そんな二人が抱える大切なものを失ってしまった過去の苦い記憶。真実を告げられたロウが一度は心折れかけながらも、葛藤を乗り越えて因縁の強敵に挑む熱い展開はとても良かったです。すっきりとまとまった結末ではありましたけど、是非続巻が出て欲しい作品です。2016/07/02

真白優樹

7
機械が暮らしに根付いた世界で、技師の少年が軍師を名乗る少女に出会い始まる物語。―――何の為に、誰の為に戦うの? 戦いを嫌い逃げるばかりだった少年は戦いに巻き込まれ折れかけながらも壁を越えて立ち上がり立ち塞がる敵を打ち倒す。うん、王道であり熱く美しく丁寧な展開である。逃げ続けるだけだった少年が少女の導きにより立ち上がり、形見の相棒と共に突き進んで見せる。これぞ王道であり、この物語には必要なすべてが揃っている。故にこの物語は熱さと美しさを持ち輝いていると感じる。是非ともまだまだ読みたい。 次巻も楽しみである。2016/07/03

サキイカスルメ

4
きっとこれは運命だから。父の形見の青機甲戦機と一緒に旅をしていたロウが、軍師の少女エルにほぼ強制的に師弟とされ逃げ出そうとしてたら、いつの間にか絆が芽生えていくお話。ページ数多めですが、たくさん詰め込まれていて面白かったです。ロウの過去やエルの真実など全てが繋がり、すれ違ってしまう2人が切なかった。デートでのエルの切なそうな笑顔イラスト素晴らしかったですね。心折れかけた少年が、それでも女の子を助ける為に立ち向かっていく熱い展開大好きです。あとはお姉さんと少年の組み合わせが好きな方にもおススメしたいです。2016/07/09

アヒコ

1
ロボットもの好きなので。機械工ならではの戦いを次から期待。2016/07/11

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