内容説明
日台読者の熱望に応え、空前の快著、堂々の電子化! 李登輝氏(元台湾総統)絶賛!「台湾と日本がともに歩んでいた時代。台湾を知りたい、そして、日本を知りたいすべての方にお薦めします」――全島を網羅! 1千余枚の写真で甦る日本統治下の台湾、瞠目の半世紀! 懐かしさと驚きを満載!「皇太子裕仁親王の台湾行啓記録(大正12年)」「台湾歴史詳細年表」も併録.。本書は、台湾をこよなく愛し、台湾全土を踏破した著者が、これまでに収集した2000枚を超える古写真を構成し、奇跡とも言うべき日本統治時代の台湾を再現した空前の一冊である。そこには明るい南国の空の下、快活に暮らす人々がいる。街があり、村があり、学校があり、工場があり、田畑があり、鉄道があり、そして麗しき自然がある。当時を知る人なら切なく懐かしい光景に、若い世代なら数々の新鮮な発見に出会うはずだ。日台両国の皆さんに、心ゆくまで楽しんでいただきたい。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
北本 亜嵐
13
その昔、「蓬莱の島」と称された台湾。個性豊かな景観と緑に包まれた美しい自然は多くの人を魅了してやまない。1895年から1945年は日本の等地下に入り、人々の生活は大きく変化しても伝統文化はそのままであった。当時の古写真を用いて全土を紹介しているのは圧巻の一言。この本片手に現在も息づく統治時代の建築物や自然を尋ねてみたくなる。古き良き姿を探しに・・・・。2015/07/26
ぷれば
7
日本統治時代(1895〜1945)の台湾。台湾をこよなく愛し、台湾全土を踏破した著者が収集した2000枚を越える古写真の数々。これら古写真を選びぬき、日本統治時代50年を再現した本。圧倒的な写真と解説…街、村、人、自然、美しい建物、豊かな自然などなど、時空を超え、異国情緒に加え、どこかしら懐かしささえおぼえる。台湾と日本…両国の分かちがたい絆を感じたのは、私の独り善がりだろうか!?いつか必ず訪ねたい国、台湾。良書です。2015/07/19
nizimasu
4
台湾国内でも日本統治下の時代が改めてクローズアップされているのだけれどこの本は当時の資料を駆使して台北から始まり地方の様子も写真で紹介していてかなり楽しめる。特にリピーターのツーリストは日本の往時の雰囲気を残した遺構を楽しむツーリズムが人気みたいなのでそのサブテキストとしても有効かもしれない。カラー写真もまるで外国人が明治の日本を撮った写真のようなエキゾティズムを感じさせてくれます。少数民族の写真とかが違和感なく収まっているのもちょっとした驚き2015/12/18
乱読家 護る会支持!
3
日清戦争後の下関条約により日本に割譲された台湾。それ以降の半世紀を写真でたどる。。。 都市があれば、遊廓があり、刑場があり、芝居小屋があり、無縁墓地があるはず。そんな庶民の歴史も知りたいと考えてしまうのは、、、陸奥さんと栄さんのおかげ??2018/09/03
chitose511
1
映画『セデック・バレ』鑑賞後当時の写真を見てみたくなり手にとったけどあまりの情報量の多さと台北から台南まで本当に日本のような町並みが広がっていたことに驚き。いつか行ってみたいと思わせる場所が多すぎて困った。2016/05/17
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