幻冬舎文庫<br> 猫の森の猫たち

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幻冬舎文庫
猫の森の猫たち

  • 著者名:南里秀子【著】
  • 価格 ¥556(本体¥506)
  • 幻冬舎(2016/07発売)
  • 5/5はこどもの日!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~5/6)
  • ポイント 150pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784344414372

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内容説明

「大切な家族を失った猫たちに、私はなにができるだろう?」そんなキャットシッターの著者の思いから生まれた飼い主亡き後の猫を引き受ける施設、“猫の森”。さまざまな過去を背負ってやってきた猫たちとの、出会いと別れをたっぷりの愛情で描いた感動の猫エッセイ。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

スズメ

10
飼い主さんの事情で飼い主の元で天寿を全う出来なくなったネコ達。そんなネコと飼い主の為に行動を起こした南里さん。無償のボランティアとしてではなく職として立ち上げた事で、十年以上続けてこられたのだと思います。また、法人にするまでには山あり谷ありの日々を送られたご様子。サラリと書かれていますが、御苦労が充分に感じられます。でもお金に余裕のない飼い主さんの事を思うと、やっぱりこの世は金次第・・なんて言葉がよぎってしまいました。2010/10/28

みさどん

9
テレビやネットで猫を預かる団体を見ることが増えた。猫ブームの現在だからか、野良猫への関心が高まっているのはとても嬉しい。先駆けともいえる南里さんの、経歴やご両親との確執など、正直に書かれていて驚くことがたくさんあった。支えてくれる素敵な仲間がいらっしゃるのは、人徳だろう。猫との死別描写は、ルウを亡くした自分には涙がとまらなかった。現在、猫の委譲受け入れが止まっているようなのが残念。会社として成立し、大きく育ってもらいたい。2020/07/12

KAKAPO

1
おわりにより・・・  日々私たちは猫たちから、たくさんの贈り物をもらう。  勇気、癒し、気づき、ユーモア、温もり、信頼、素直さ、  しなやかさ、したたかさ、謙虚さ、愛・・・・・・。 そうなんですよね。猫って、人間なんかよりも、よっぽど大人です。 なりふり構わず、必死で生きています。 本能に従って、自分の子孫を出来るだけ多く残すために、 オスは、時として命をかけて縄張りを拡張したり守ったり、 母は、男の子を旅に出し、女の子に縄張りを分け与えながら・・・ 2011/09/19

0
保健所は人間の都合で出来上がったものですよね。ペットブームだから大量に命を生む、一方で飼い主の都合によって沈む命もある。勿論、飼い主の事情の中には本当に手放したくない方もいらっしゃるんでしょうが……、この本は様々な理由で行き場のなくった猫達を引き取るキャットシッターと猫達の話。繰り返される出逢いと別れの話には目が放せなかったです。2013/02/02

みのにゃー

0
保健所に持ち込まれる犬猫の多くは、飼っていたけど事情で飼えなくなったという理由が多いそうです。保健所に持ち込む人の大部分は200万円など払えっこないとは思いますが、選択肢の一つとして考えてもらえるとなぁ、と思います。2012/04/11

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