河出文庫<br> 新宿二丁目ウリセン物語

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河出文庫
新宿二丁目ウリセン物語

  • 著者名:飛川直也【著】
  • 価格 ¥693(本体¥630)
  • 河出書房新社(2016/07発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784309411422

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内容説明

ゲイタウン、新宿二丁目。親に棄てられ、借金にまみれ、ギャンブルで負け、女をはらませ……。様々な事情を抱く男の子達が、今夜もある決意をしてこの街に流れつく。あふれる哀歓に満ちた感動のドラマ!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

とり

2
しっかりしなければな、と思わせてくれるお話。このボーイ達は、おそらく私と同年代だろうから余計にそう思ったのかもしれない。明日もあるさ、だから貯金しよう。2012/05/06

ちあきほ

1
ウリセン、売り専、つまり買われる…相手は異性と限らない。かわいい、かっこいい、面白い、優しい…人は1人では生きていけないから、時には誰かに居て欲しくて、だからその時に居てほしい人を選ぶんだろう。抱くとか抱かれるとか以外でも、独り身が辛い時にだけ寄り添ってくれる人、ウリセン。売る人買う人それぞれに色々な事情があって、この世は真小説より奇なり…。2017/07/17

Erika

1
●お金と引き換えに、若さと自分と愛を売る。この仕事は、最終で最後の仕事だよ。ゲイタウン、新宿二丁目。親に棄てられ、借金にまみれ、ギャンブルで負け、女をはらませ…。様々な事情を抱く男の子達が、今夜もある決意をしてこの街に流れつく。あふれる哀歓に満ちた感動のドラマ、待望の文庫化。☆小説だと思って読んでいたので面白かったが、現実だと思うと複雑な気持ち。強い意志がないとやっていけない世界なのだろう。2012/12/16

はちくま

1
マナーとか他者への思いやりとか将来計画とか、彼らだけの話じゃなくて自分にもはねかえってくる話なわけで、思わず「ほんとにそうですね!」と拝聴してしまった。野次馬気分で読んでも、学ぶところはけっこうあると思う。 2012/10/07

skellig@topsy-turvy

1
本当に人生はいろいろ。実に凡庸な言い方だけど。世界は狭くて、でも決して狭くはない。2012/09/04

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