徳間文庫<br> のたり同心落とし噺 こがねもち

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徳間文庫
のたり同心落とし噺 こがねもち

  • 著者名:飯島一次【著】
  • 価格 ¥704(本体¥640)
  • 徳間書店(2016/07発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 180pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784198941192

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内容説明

名同心の父をもつ植草平助は、もらい泣きをするほど人が良いが、立身出世に興味なく、とにかく厄介事は御免蒙りたい、一風変わった定町廻りの見習い同心。なんとしても手柄を立てさせ、ゆるい主人を小馬鹿にする同僚どもを見返したいと機をうかがう小者の佐吉におだてられつつ、今日も市中見廻りならぬ、寄席廻りに精を出す。そんなふたりに、ある日とうとう不思議な殺しが降りかかり……。滑稽捕物帖。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ごへいもち

10
のんびり具合が私にはちょうど良い。続きが読みたいのに2024/03/11

デジ姫

7
落とし噺というからこういうものかと思うもののやっぱり少々食い足りない。のほほんとした平助には小者の佐吉、御用聞きの半五郎に喜八が周りを固めているし今後とも臨時回りの竹田も何かと手を貸してくれそうな気配。彼等4人が平助を担いで事件を解決していくというシリーズを期待するのは私だけだろうか・・2016/08/25

めにい

6
落語から持ってきた話かと思ったら、それほどでもないのかな。 のんびりした話と展開でほのぼの。2016/11/02

マカロニ マカロン

2
個人の感想です:A-。江戸から明治の名落語家に三遊亭圓朝がいるが、今回の作品は圓朝の「黄金餅」という落語に対するオマージュ作品のように思える。安政5年が舞台で3年前の安政大地震の後の江戸が舞台。泉岳寺の前では牛が飼われていたとか当時の寄席の事情とか、北町・南町奉行所の仕組みとか色々な豆知識も満載で楽しい。若手の同心とその付き人がパトロールをする場所が先日歩いたコースに沿っていて余計楽しめた。捕り物帖だが、事件そのものは落語を背景とした話であっさり解決してしまうが、背景を丹念に描いているので仕方ない所か。2016/07/10

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