- ホーム
- > 電子書籍
- > 教養文庫・新書・選書
内容説明
世界的動物写真家・岩合光昭。今やライフワークとも言えるネコの写真でその名前を知る人も多いだろう。だが、彼の真骨頂は野生動物の撮影にある。サバンナでライオンの母子が鼻をくっつけ見つめ合う姿、中国奥地で80センチの至近距離から撮ったジャイアントパンダの授乳シーン、アラスカの海でザトウクジラが見せた迫力のバブル・ネット・フィーディング…。なぜそんな劇的な瞬間が彼にだけ訪れるのか。世界中の人々を魅了してやまない数多の写真と共に、驚きの舞台裏と野生動物への尽きせぬ想いを綴る。【目次】第1章 アフリカ・サバンナの狩人たち/第2章 北極圏の大物たち/第3章 南極圏に営巣する海鳥たち/第4章 人気者の知られざる野生/あとがき
目次
第1章 アフリカ・サバンナの狩人たち
第2章 北極圏の大物たち
第3章 南極圏に営巣する海鳥たち
第4章 人気者の知られざる野生
あとがき
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
やすらぎ
157
カメラ目線の動物たち。人間は見られている!冒頭は嫌われもののハイエナ。岩合さんの解説を読むと愛着を持ちます。可愛い顔。ライオンは断トツ格好いい。ザ・ワイルド!繊細なチーター!…ヒメヤナギランの花畑に寝そべるホッキョクグマ。撮影に夢中で寝そべった背中をペンギンがトコトコ!…野生のパンダ、赤ちゃんを抱く!雪玉で遊ぶニホンザル!…圧巻は車の窓枠から覗くホッキョクグマと目が合った写真。直感で食われる!と車を走らせるも追いかけてくる!ヒトが野生動物に近づくには動物目線になること。自分の森にヒトがいたら逃げるでしょ?2021/02/20
くろにゃんこ
49
海外にも行くんだ・・・猫以外も撮るんだ・・・等と失礼なことを思いながら読みました。知らなかった野生動物の生態、可愛いハイエナ、ライオン・白くま・パンダの親子ショットは凄すぎて呆然・・・感動でした(*^_^*)2016/03/14
くぅ
43
岩合さんの動物愛溢れる一冊。新書として一冊1200円は高い気もするが、野生動物の写真集に動物生体解説までついてると考えたら安い!特に30頁42頁46頁49頁のライオン、76頁の雨の日のチータ、90頁の花畑で寝るしろくま、97頁のしろくまの母子、160頁のオウサマペンギンは観る価値あり!というか見ているだけで幸せになったりドキドキワクワクしたり…心に響く写真。他にもハイエナのハンターとしての才能やオウサマペンギンの左右の足の大きさが違う点など、近くで長時間見た岩合さんだからこその魅力がわかる文章が嬉しい。2016/01/16
booklight
40
何週間も撮影のタイミングを待つ間、イライラしないのかなと思っていたら、アフリカでの車の故障をきっかけに「その日その時であった動物を見て、撮りたいと思ったものを撮っていこう」というふうに考えを切り替えたそうだ。なるほど、だから動物が楽しそうな写真が撮れるんだな。最後にも書いてるように、この本をきっかけにぜひ野生動物のいる自然に触れて、自分が原始にもどったような感覚を味わってほしい、という写真ではなくその世界を伝えたいという思いがよかった。野生動物は、そのきっかけにすぎない。とはいえ写真だけでもかわいいけど。2021/03/06
瀧ながれ
35
岩合さんの写真+エッセイ、野生動物編。カバーのライオンの子を見るだけで、ふにゃふにゃと力が抜けます。裏は大好きな花畑のなかのホッキョクグマだし、中にも、雪玉を運ぶニホンザルの子の写真があるし、この一冊を眺めているだけでも、カメラマン岩合光昭の魅力があふれます。文を読むと、動物と向き合うことで命の危険を感じる場面が幾度もあったようで、ねこを相手にしている岩合さんからは想像できない、緊張の場なんでしょう。生きててくれて、こんな写真を見せてくれて、ほんとうに嬉しいです。2016/02/11
-
- 電子書籍
- VOLTAGE~ビューティフル・ランナ…
-
- 電子書籍
- お見合い相手はスパダリ系ドクターでした…
-
- 電子書籍
- 僕と君だけに聖夜は来ない 角川スニーカ…
-
- 電子書籍
- 新千里の道も(12) 最大の敵 ゴルフ…