内容説明
日本人は戦後、なぜ本当のことを口にできなかったか。
自己規制、無視、弾圧
レッテル貼り、決めつけ、ステレオタイプ、ご都合主義、報道しない自由、「贖罪」の暴走、根深い角度、日本へのヘイトスピーチ…。
あらゆる手法で閉ざされ続けた言語空間。
その偏りを白日のもとにさらす決定版。
◎戦後長く、日本の言論空間を主流派としてほしいままにしてきた左派・リベラル派の人たちが、以前は自分たちの主張を傾聴していたはずの国民が思うように操れなくなって慌てている。
◎これまで保守系の言論を根拠なく蔑視し、時に無視し、また時には危険で有害なものだと決め付けて「弾圧」してきた彼らは今、これまでのやり方が通用しなくなってうろたえ、逆上しているようだ。
◎GHQが日本人にかけた魔法は、かなりの程度、解けてきた。だが、魔法が生み出した「夢の世界」に安住し、そこに閉じ籠もって出てこない人たちもまだたくさんいる。(「はじめに」より抜粋)
どうぞリベラル・左翼、メディアの自由すぎる言行録をご確認ください。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mazda
15
2015年の安保関連法案に反対するデモがあったとき、坂本龍一氏は「イギリス人にとってのマグナカルタ、フランス人にとってのフランス革命に近いことが、ここで起こっているんじゃないか」と発言したそうです。彼は音楽の分野では偉大だと思いますが、それ以外ではこんな的外れなことを言うんだな…。数か月前、芸能人がツイッターでどうでもいい法案を反対しましたが、内容きちんと理解しているのか疑問。香港の人権弾圧の方がはるかに大ごとなのにスルーするあたり、誰かにそそのかされて投稿したのかバレバレですよ。自分の頭で考えましょう。2020/09/06
りょうみや
9
産経新聞のコラムの編集本。主に民主(民進)、社民、朝日、日教などの左派・リベラルの非現実性、思考停止、偏向ぶりを指摘。産経(右派)の方にも偏向がどれくらいあるかは知らないが、戦後の日本で偏向・矛盾は左派の方が圧倒的なのは間違いない。摘み読み、一つのトピックが3Pと短い。個人的には憲法関連の話題が知らないことが多く勉強になった。2016/11/06
あずさ
8
憲法は素人がたった8日間で作ったもの。そんなものを後生大事にしている民主党は情けないし哀れ。ガソリーヌ山尾議員、自分の事は棚に上げるところが鳩山に似ている。つくづく民主党はブーメラン政党だと実感。山梨日教組が輿石東の出身母体だったのか…労組、日教組、朝日は民主党と深い関係だと再確認。とりあえず、組合と名のつくものつくものは(イオ信用組合、日教組、労組など)民主、中韓と関係が深いと疑っておkかな?2016/09/29
ダンボー1号
8
新聞テレビの安倍非難は度を越しており単純にヒトラーに例え「自分の反対者を悪者陰謀論者にたとえて」 非難。議論の土俵にあがらない風潮に国民は嫌になっている。民主党政権の後急速に国民は学んだのだろうか??マスコミの世論誘導に乗らなくなったのはここ数年の事だ。反対の先を考えていない民主党を的確に評している。民主党政権時 対中対感対米全ての外交が悪化し経済も悪化 天災まで来た。もうお試し政権を野党に任せる余裕は日本にはない。2016/08/02
乱読家 護る会支持!
3
GHQの魔法が解けた国民は、いまや過半数を超えていると思うんだけと、いまだマスコミは解けていない。 で、この本に書いてある事は、魔法から解けた人にとっては、普通のことなんで、あえて読む必要はない。 では、この本は誰に読んで欲しいのだろう? 「偏向ざんまい」というタイトルの本書で、左寄りの人の魔法が解けるのか? はなはだ疑問。 2018/12/07