内容説明
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年とともに、積み重ねていく暮らしのかたち
50代をむかえた内田さんの、「日々重ねていく」暮らしの記録。日々の習慣、年齢なりのおしゃれのこと、繰り返しの家事のこと、食事のこと、からだのこと……。
「暮らしがきちんとしていれば、前に進める」と語る内田さんが、今大切にしていることを、写真と文章で綴ります。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
chichichi
82
内田さんの暮らしを覗かせてもらうのは初めて。まず、内田さん本当に50代?!お若いというか可愛らしいというか、30代後半に見えなくもない。写真と文章の配分が好みだったのと、今好きなテイストも近かったのであっという間に読み終わりました。内田さんてとても穏やかな方なんだろうなー、ご主人も。私も日々穏やかでいたい。少し乱れていた心が、無理矢理でもなく押し付けでもなく自然と解れ、緩く整った気がします。2016/07/24
しいたけ
82
内田本、好きでつい買ってしまうけれど、今までで一番いい。50代になって思うこと変わっていくこと、迷いに出した答えなど、私に当てはまることが多く良い手本になる。仕事先で自分が一番年上ということが多くなったという。この歳で一歩下がって「すいません」ばかりだと、「この人に任せても大丈夫?」となる。へりくだりすぎず穏やかに、いつも落ち着いた態度でいることが大切だと思うようになったとのこと。私は自虐に走りすぎ周りが受け答えに困る状況にしてしまう。見習った方が絶対にいい。丁寧に生きるとは、自分を大切にすることだから。2016/06/24
BOOK-COFFEE
59
初見の作家さん。 何気ないことに対しても丁寧な生活に憧れるなって思う一冊でした。 まずは血行を良くすると書いてあった炭酸生活&ノート四分割をマネしてみたいと思いました。内田さん、50代だとは驚きました。自分もこんな年を重ねていきたいな・・・。2021/06/19
emi
57
「大人になってからの時間をどう過ごすか」内田さんの生き方は、幾多の中のひとつなのだけど、こんな暮らし方っていいなと思い描いている生き方にとても近くて。50代になられたとは全然見えないけれど、変わらない毎日もやっぱり変化しているようです。暮らしのルールも柔軟になったり、へりくだったりせず敢えて自信をもったり、重い陶器から軽い磁器へ変えたり。年を重ねるって、マイナスな印象があるかもしれませんが、若さには到達できない領域というのか矜持というのか…緩やかな変化を見つめながら、愛を中心に据えた生活にため息が出ました2016/04/29
みえ
41
私が好きそうな本を何冊か図書館で借りてきて~と長女に頼んだら借りてきてくれた本の中の1冊。 初めての方の本なんだけど、家の中の様子、もう完璧。旦那さん幸せだな~。寝る前に読むと、とても幸せな気分になる。ここまではできないけど、自分も頑張って丁寧に生きよう!と思わせてくれる。2020/03/21