内容説明
自分だけの武器を身に付けて碁敵をアッと言わせよう
定石とは互角に分かれるもの、というのが囲碁の常識です。しかし、それは定石を知り尽くしたプロ同士の対局で言えることです。アマチュア同士の対局では、定石はあらかじめ勉強しておくと、実戦においてそう苦労せず、形勢に差をつけられる「美味しい」分野なのです。
本書は、基本定石のちょっとした裏変化を30型紹介しています。取り上げる定石は、以下の点を考慮して厳選しています。
・実戦形で実現度の高いもの
・「ハメ手」とは違い、相手に正しく受けられても互角に分かれるもの
・相手が間違えれば、形勢がはっきり良くなるもの
解説も、変化の威力や使いやすさが☆表記でひと目で分かるようになっていたり、目指すべき変化(仕掛けが成功した変化)をマークで明記しているなど、分かりやすいような工夫を徹底しています。裏変化だけではなく、その定石で最も有名な形も掲載しているので、定石を基礎から勉強したいという方にもオススメです。
本書の内容を身に付けて、碁敵をアッと言わせましょう。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
夜間飛行
47
裏定石というと難しく聞こえるが、むしろ定石後の収まった形にどう手をつけるかを解説している。例えば第2~5型まで、私もよく使う「小目に一間高ガカリ>ツケ引き>互いにヒラく」という定石だが、こんな手のつけ方があるのか…と参考になった。中でも第4型は、先日見ていたTV棋戦でプロ棋士の碁に現れ、実戦でこの手が打てたらかっこいいなと思った形なので印象に残っている。第14型「星に小ゲイマガカリ>一間低バサミ>三三入り>渡らせて広い方からアテる」という定石も私の碁によく現れるから、横ツケという新手法をぜひ試してみたい。2018/02/21
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