山と溪谷社<br> ときめく妖怪図鑑

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山と溪谷社
ときめく妖怪図鑑

  • ISBN:9784635202305

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内容説明

かつてない「妖怪図鑑」を、お届けします。
これまでに企画・刊行された妖怪図鑑は、研究者やマニアを対象とする専門的なものか、ジュニア向けの入門的なものか、そのどちらかであるケースがほとんどでした。
本書はそのどちらでもない、「妖怪」についてニュートラルな立ち位置の皆さんをメイン読者に想定しています。

小説や漫画、映画やアニメ、ゲームや玩具……いまや、ありとあらゆるエンターテイメントの世界に跳梁跋扈している、世にも奇妙な容姿と名前と特性を有するキャラクターたち--「妖怪」「お化け」「化け物」「モノノケ」などと称される不思議な存在/現象について、これだけは押さえておきたい基本知識を、豊富な図版とイラストをまじえて、分かりやすく詰め込んでみました。

<目次>
story 1 妖怪ってなんだろう
story 2 妖怪カタログ
story 3 妖怪に会いに行く
story 4 妖怪を学ぶ
story 5 妖怪と遊ぶ

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Willie the Wildcat

74
多種多彩な妖怪の数々。国作りと共に始まる「歴史」。平安で活性化し、江戸時代で熟成するも、文明開化で居場所無し?!「型」で知る言い伝えと、その背景。秀悦な挿絵の数々に、不気味さと愛嬌が同居するところに”深み”。日本書紀や平家物語などにも足跡。中でも、禰々子河童vs.九千坊の件を頭に描く、何気に楽しい。林羅山や柳田邦男などを通した「学び」にも、夢を感じる。政治や宗教の影響?難しいことは考えないで、文化の1つとして、各種古典を読むときの視点が増えたかな。2022/05/15

たいぱぱ

71
ときめくシリーズ、まさかの妖怪本。アマヤギ堂さんのイラストは可愛過ぎるけどこの本にはぴったりなのかな。色んな鬼が紹介されてますが、蹂躙された先住民族たちと思うと哀しくもあります。壮絶美女の我らの「鈴鹿御前」の扱いが小さいぞ!『ゲゲゲの鬼太郎』で一番怖かった「牛鬼」が懐かしい。「七人ミサキ」がゾクゾクします。こういう怪異好きだな〜!妖怪に会いに行くことができる各地の名所のピックアップは面白い。これ1冊にまとめても面白いと思う。妖怪文芸ガイドブックに梨木香歩さんの『家守奇譚』が入っていて嬉しくなりました〜!2021/07/07

かりさ

70
ときめく図鑑シリーズに妖怪が!パステルの優しい色合いで描かれる表紙の妖怪が愛らしく、怖さ溢れる妖怪絵も好きだけどこちらも良さげだわ、と迷わず手に取りました。妖怪の上代〜現代までの歴史、妖怪と宗教、博物学や民俗学と妖怪などが、難しい専門的なものでなく、親しみやすさ満点の妖怪図鑑になってます。日本の歴史に深い関わりのあった妖怪たちをさらに知るのは面白く、紹介されている書物を読むのも楽しいかも。全国各地の妖怪名所をてくてく散歩するのも楽しそう。この図鑑の醍醐味、妖怪型録は眺めるだけでも楽しいです。2016/07/23

yomineko@ヴィタリにゃん

53
水木しげる先生とは一味違った妖怪図鑑。パステル調の絵で怖い妖怪が何故かほんのりとした感じになっている。怖い妖怪もいるけれど日本人の生活になくてはならない妖怪たちに是非一緒にときめきましょう!2019/08/25

rueshё

49
めっちゃときめいた2022/02/06

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