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内容説明
この会社、「ウルトラC」で上場しやがった!(東証幹部)
愛らしいスタンプで国民的メッセージアプリに成長したLINEが、2016年7月に予定している東京証券取引所への上場によって、いよいよ日本経済の表舞台に立つ。しかも、その経営の最大のキーマンの存在を徹底して伏せたままに、だ。
日本、台湾、タイ、インドネシアで高いシェアを誇り、世界全体で2億1860万人の月間ユーザーを抱える“純和製アプリ”には、多くの人に知られている「表の物語」と、まだ世の中には知られていない「もう一つの物語」が、光と影のように存在していた。兼ねてからLINEという企業についてミステリアスなものを感じていたNewsPicks取材班が、その物語を紐解く。
そこには、創業間もない頃から日本市場に挑戦していた韓国最大のIT企業ネイバーが、かつて堀江貴文が率いたライブドアを吸収し、世界的IT産業のダイナミズムの中で闘う姿があった。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Yuichi Tomita
4
本当の社長は誰か?NAVERとの関係は?livedoorとの関係は?LINEは日本で生まれたといえるか? なぜ日米同時に上場したのか? この辺に関するヒントが得られます。2020/05/21
葉
4
外部性に負けてFacebookから登録した。世界全体で2.186億人の月間ユーザーを抱え、日本、台湾、タイ、インドネシアではメッセージアプリとして高い市場シェアを誇っている。韓国人の友達はカカオトークを使用しており、LINEは人気がないと言っていた。ネイバー創業者のイ・ヘジンは表舞台に出るのを嫌っているとのこと。プラスが開発したB612というコンテンツは知らない。堀江貴文さんがLINEについて語っているが、雰囲気がある人には金を出すとのこと。ユーザーのデータを減らすことも課題としている。2016/07/19
Yuichi Tomita
3
4年近く前の本で、大分内容は古くなってしまっているが、当時とLINEの経営陣はあまり変わっていない。つまりは、会社の考え方もあまり変わっていないと思われ、だいぶ参考になった。 NAVERの影響力が今回のヤフーとの再編でどれくらい薄まるのか。これからが楽しみだ。2020/05/07
スプリント
3
LINEの複雑な沿革と組織構造が理解できました。 でも本書で一番興味を惹かれたのはホリエモンのインタビューでした。2016/09/17
てっちゃん
3
LINEという会社に付きまとう不透明な部分に切り込んだ力作。IT業界の栄枯盛衰、グローバル企業への生き残りなど、読みどころ満載だ。2016/09/07