- ホーム
- > 電子書籍
- > ビジネス・経営・経済
内容説明
「ロジカルシンキングは難しい」「フレームワークを学んだが仕事に応用できない」という人は多いものですが、その原因は「ロジカルシンキング」そのものではありません。
不公平感、被害者意識、過去へのこだわり、精神論、理想主義……人間の脳には合理的思考を妨げる「悪い癖」が存在します。この癖を捨てない限り、理論を学んだ人でも本質からずれた問題に固執したり、効果のない対策をくり返したりしてしまうのです。
本書では、まず頭の中から「考えてもムダなこと」を削ぎ落とし、「考えるべきこと」を最小限(ミニマル)に絞り込むためのルールを説明します。
そしてもっと「クール」な解決策を見つけるための発想のヒントを紹介します。
「ロジカルシンキングを学ぶ前の最初の1冊」として読んでいただいても構いませんし、「人生をスッキリさせる心の持ち方」として読んでいただいても構いません。
「ミニマル思考」の人にとって、仕事も人生も、身の回りのすべては「新しい問題解決のゲーム」になるのです
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kentaro
43
企画会議でアイデアがポンポン出てくる人。現場で生じたトラブルをサクッと解決できる人。世の中には「頭のいい人」がいるものだ。彼らは複雑な物事を複雑に考えられる複雑な頭脳を持っているのではなく、逆に、むしろ彼らは物事を「シンプルに、最小限に」考える習慣を身につけている。 逆いに、私たちの頭の中にはたくさんの「どうでもいいこと」と「考えても仕方がないこと」が散らかっている。これらのガラクタ(ジャンク)に囚われ、不毛な議論の末に逆効果の対応をくり返す。その結果、時間とお金とエネルギーを消耗し続ける。2021/01/17
doi
20
【内容】問題になっていないものは問題にしない、目先の解決策でなく根本的な問題、本来あるべき本質的なゴールを考えてから問題解決を考える、等。当たり前のことだらけ。それが難しいが。【感想というか個人的意見】シンプル=核心を付いているもの、というイメージが先行している気がするが、頭の悪い人がシンプルを追求しても生産性はゼロ。2016/07/24
はな
12
エッセイみたいで、読みやすい。 わたしたちの頭の中の「考えても仕方がないこと」ジャンク思考を整理する思考法について、 紹介されている。 これを読んだらミニマル思考になれるか?は、分からないが、「そういう考え方をすれば良いのか」と参考になる箇所もあった。 「被害者意識という優越感」「その未来はあなたの憶測に過ぎない」「記憶がダメージを増幅する」2019/09/13
チャー
10
思考をシンプルに整理し余計な考えをなるべく減らし、シンプルな考えで問題を解決するためのヒントが多数記された本。考えても仕方ないことや、同じ思考の繰り返しなど、時間とエネルギーの浪費をなるべく少なくするためのコツは大変参考になる。なぜ?を繰り返してもドツボにハマるという指摘は興味深い。原因を追求した先が人の心と過去の事実に行き着くと、変えられないために不毛な議論に陥るという。変えるべきは誤った仕組みであり要点は仕組みの改善にある。目的を見失わず、原因を的確に掴むためには、そもそも何が目的かを忘れないこと。2021/03/29
Gordon
7
ロジカルシンキングの下準備にまずは無駄を省くミニマル思考を、と提案する本書。どうでもいいこと、考えても仕方ないことに囚われ時間とお金とエネルギーを消費してしまうジャンク思考には自身も身に覚えがある。それを捨て最小限の考えるべきことに集中する。具体例とか実例も示されていて分かりやすい。ボリュームも少なめなのであっさり読了。なんとなく頭がスッキリした気がする。2016/07/04
-
- 電子書籍
- <サピエンティア>マクロ経済学
-
- 電子書籍
- モテと非モテの境界線 AV監督と女社長…
-
- 電子書籍
- 異世界ならニートが働くと思った?3 エ…
-
- 電子書籍
- 風流滑稽譚(二) 新潮文庫
-
- 電子書籍
- 風流滑稽譚(三) 新潮文庫