内容説明
金持ちになれる、女にモテる、人生を豊かにする、ツキを呼ぶ――「読んでもタメにならない」とシャレながら、楽しい人生をおくるための機智溢れるヒントを満載して綴る長編エッセイ。諧謔とユーモアをたっぷり詰めこみ、時代の風俗、生きるとは何かについてユニークなメッセージを熱く語る。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Syo
23
いまさらだけど…。 あんまり面白くはない。2020/10/29
rokubrain
19
若者男性向けの雑誌ペントハウスに1984-1987、連載されたエッセイ。 当時、20代だった私もこの手の「人生相談」を面白おかしく見ていたものだが、 まさに御大の周作先生が、やられていたとは知らなかった。 読者からの質問はないので、先生の思い発信の「人生放談」のようだ。先生らしいお説がエッセイの中で縦横無尽に展開されていて面白い。 恋愛、運勢、金儲けから便学まで。。 さて、最も勉強になり、気持ちが共鳴したのは「無意識」の話。無意識の中にひそんでいる力は注目だ。2020/09/10
Ayakankoku
14
深い河などの代表小説とは全然違う、お手軽なエッセイ。遠藤周作好きとしては、こんなテイストも書けるのだと、なんだか新しい面を知った気がする。2020/03/27
ウノ
12
遠藤周作らしいユーモアがたっぷり。時代を感じさせるものも多いけど、考え方から行動までユニークだけどタメになる。いや、タメにはならないか 笑2019/03/15
AKIKO-WILL
8
小説をまだ読んだ事ないけど先にこのエッセイを手にしたら、著者の人柄が分かり、面白く読めました。1984年〜1985年に書かれたエッセイで30年前のモノなのに古さを感じないほどユーモアが溢れています。読んでタメにならないシリーズと書いてあるけど、読むとタメになる事ばかりで私も周作塾生になった気分です。2014/02/06