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内容説明
『50歳からの「死に方」』(廣済堂新書)に続く、弘兼憲史の新書シリーズ第2弾! 「死ぬ時に富は持っていけないが、愛は持っていける」――あのスティーブ・ジョブズが遺した最期の言葉は、私たちに人生とは何かを深く考えさせるものだった――。有名人のさすがの一言から、無名の人々の思わず笑う、泣く、そして大逆転の一言まで、人気漫画家が「最期の言葉」を味わい尽くす。「生きざま」の延長線上にあるのが「死にざま」だとしたら、あなたはどんな言葉を遺しますか? 。 「笑って、さようよなら」編、「しみじみ、グッドバイ」編、「最期にありがとう」編、「そうか、あれが最期の言葉」編、「死ぬ「ぬ時に後悔しないために」「僕が好きな最期の言葉」など。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
aloha0307
14
漠然と考える（と言っても、若い時よりは近距離ではっきりと） 己の人生の終末 という誰もが不可避のそのことを本書に触れたことでじっくりと考えることができた。”財は持っていけぬが、愛は．．．”Steve Jobs氏の最後の言葉がこころに滲みいってくる。 but前作：５０歳からの死に方 のほうが思索では上。 本書は対象を広くした分、拡散している感があった。2016/08/06
Kaz
8
面白い視点だなあとは思いますが、様々な事例の羅列に過ぎず、心に残るまでは至りませんでした。価値観の問題とは思いますが、死に際の言葉や遺書の類いには、あまり興味をそそられませんでした。もう少し年を経れば、そういった心境も理解できるのかもしれないですが、50歳程度では、まだまだ先のように思ってしまいます。2018/05/25
くまお
5
素敵な最期の言葉集でした。自分がいつどのように死ぬかなんてわかりません。ですがせめて何かしら周りの方が喜んだり嬉しくなるような言葉が言えるような、「旅立ち」ができればと思いました。2018/12/01
Kentaro
3
「ありがとう」残される人間にはこの言葉が一番救われるのだそうです。また不幸にも突然の死により、ああ、あれが最期の言葉だったのかと振り替えることもあります。 坂本九さんはあの日航機事故の直前に「風が強そうだから、今日の飛行機、怖いね」だったそうです。虫の知らせのような事は良くあるのだそうです。 私だったら最期はありがとうと残したいなあと感じた一冊でした。2017/09/29
tak
3
身近の親族に不幸が有って、勇気出して読んだ。ちょっとぐっと来るね。2016/06/15
