内容説明
交通インフラの整備で日本は爆発的に成長する! 日本全土を新幹線でつなげ！ マイナス金利の今こそ、巨大公共投資の絶好のチャンスだ! 新幹線や高速道路網など日本全土での交通インフラの整備で、豊かな暮らしを日本に取り戻す、真の地方創生策を提言する。現在の東京一極集中が地方との格差や少子化を生み、日本の危機だと喝破。人気経済評論家・三橋貴明先生の最新入魂作です。安倍政権による亡国の競争政策を徹底糾弾。政府やマスコミによる洗脳から読者を解き放ち、日本経済の真実や日本の再生戦略が見えてきます。実質賃金や経済成長など、本書でしか読めない本当の経済常識も身に付きます。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mazda
21
国内景気回復のために生産年齢人口を増やすことが難しい今、生産性を向上させることが切り札になることがよくわかりました。公共工事を増やし、高速道路、新幹線を整備することで、地方と都心の距離を縮めて物流、人の流れをスムーズにすることでビジネスチャンスが広がることは間違いないと思います。また、東京一極集中から分散させることで、国の機能のリスクヘッジを実現するためにも、交通網への積極的な投資は必要だと思います。2017/12/05
糜竺(びじく)
15
地方創生にはインフラ投資は超重要。2019/11/26
n yamamoto
3
外国人労働者受け入れは国民総貧困まっしぐらだ。 そんなことより新幹線と高速道路を整備しなさい。 交通ないのに東京から人が取り返せるわけないし発展なんかするわけあるか。 という本。 すごくまっとう。 経団連が言うように外国人であたま数増やせば企業は売上増えるかもしれない、けど増やした分薄まって個人は豊かにならない。 あたま数増やさないままに、1人当たりの生産を増やさないと個別の人間に利益は来ないよね。 2019/02/28
スプライト
2
首都圏一極集中の弊害や、インフラ投資の必要性がよく分かる。日本全土での新幹線は経済効果もあるし、また夢のある話で実現してほしい。2017/03/04
バリバリブーン
1
表紙にある、「全国民が豊かになる」「交通インフラの整備で日本は爆発的に成長する！」という文句は言い過ぎのような気がしました。 しかし、地方創生を実現するには、東京に匹敵するようなインフラを地方に整備しないと、便利な東京に資源が集中し、地方への機能分散は進まないということもうなずけました。 自分に置き換えても、便利な土地に住みたいと思うのはあたり前ですから。 忘れがちだけど、地方創生を実現するための前提条件を気づかせてくれるという点で、よい本だと思いました。2016/07/17
