講談社文庫<br> 昭和史 七つの謎

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講談社文庫
昭和史 七つの謎

  • 著者名:保阪正康【著】
  • 価格 ¥649(本体¥590)
  • 講談社(2016/07発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784062736466

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内容説明

史実を知れば知るほど、調べれば調べるほど歴史の闇は深まる。真珠湾奇襲やソ連の侵攻、そして東京裁判の背後にはいったい何が蠢いていたのか? 卓抜な史眼の著者が資料の山にわけ入り、数多くの関係者の貴重な証言を基に昭和史に肉薄。文庫化にあたり新たに原武史氏との対談「昭和天皇の『謎』」も収めた。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

みやけん

39
★★★☆☆うーん、NHKで東京裁判は見たけど、基礎知識が足りないのでサラサラ読むつもりでも時間がかかってしまった。もう何冊か昭和史の本を読まないといけませんね。M資金の話は人間の性なのでしょうかね?2020/12/01

ゲオルギオ・ハーン

27
あとがきで著者が自白しているとおり『謎』というほど謎でもない。著者が気になったことなので考察してみた、という取材付きエッセイみたいな内容。著者と同じところが気になっていれば面白いのかもしれないけど、個人的にはそんなに気になるところかなと思った。特に第2話の真珠湾攻撃で上陸作戦をしなかったところは空母3隻が出払っていて見つけられなかったから警戒してさっさと引き上げたのは冷静な判断ではないだろうか。それを日本海軍内の意思の不統一とするのは強引過ぎる。2021/09/12

Syo

21
第3次攻撃をしていれば。 真珠湾攻撃。 当初の目的は? 日露戦争から30年、 海軍は戦争をしていない。 幹部はエリート官僚。 戦艦を沈めたから ポイントゲット。 違うだろ〜。 石油タンクを破壊してたら 半年はアメリカの攻撃が 遅れた。 ガダルカナルでも 行ってれば…。 南雲はダメダメ。 なんと山本五十六も。 楽団付きのディナーを 喰ってる場合じゃないだろ。 ってなことが この本じゃないけど、 色々わかった、今日この頃。 2018/05/30

16
難しかったです!!ソ連がとんでもない国だったことはよくわかりましたが。2013/03/30

アポトキシン

12
この本は保阪正康氏が昭和史の中で疑問点とされている7つの出来事について書いたものである。二・二六事件は日本の「文化大革命」だという意見には少し納得させられた。戦前の日本軍は「滅私奉公」が掲げられ、どれだけ忠誠を尽くしたかで評価が変わった。その為、当時の日本のイデオロギーに反する政治家を徹底的に粛清した。一方で、いざ開戦すると詰めの甘さが出てしまい無謀な戦争だったということを改めて認識させられた。2018/08/30

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