園子温作品集 ひそひそ星

個数:1
紙書籍版価格
¥3,080
  • 電子書籍
  • Reader

園子温作品集 ひそひそ星

  • 著者名:園子温【著】
  • 価格 ¥2,464(本体¥2,240)
  • 朝日出版社(2016/06発売)
  • ポイント 22pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784255009308

ファイル: /

内容説明

※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

「本当に撮りたかった」映画、
初となる美術館展示作品、
書き下ろしの文章と詩2万字。
鬼才映画監督の独走するアート世界。

25年の時を経て実現した、鬼才・園子温監督の最新映画『ひそひそ星』
(2016年5月14日より、新宿シネマカリテほかロードショー)
あわせて開催される、美術館では初の園子温展「ひそひそ星」
(2016年4月3日~7月10日、ワタリウム美術館)
映画と展示の世界を、本人書き下ろしの文章と詩とともにおくる。
芸術的な映画のスチール写真と、25年前に描かれた映画絵コンテ、
「東京ガガガ」から生まれた「ハチ公プロジェクト」の新作、
大掛かりなプロジェクションを主とする展示作品、
そして映画にエキストラ出演された福島の方々の声を収録。

「これは記憶に関する映画だ。3月11日のあの日から今に至るわれわれの記憶と、
はるか昔からの遠い人間の記憶を重ねるファンタジーを届けたい」
……園子温

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

renre

2
ぼくは分からない。今が点でしかないのなら。ぼくは、絶えず生成し、死んでいる。常に死んでいる。死から死への橋を渡っている。ある僕は不在で。またある僕も不在だ。昨日は昨日ではないが、今は永遠に今だ。だから、人生が待つことなら、ぼくはぼくを常に待っている。終わるまで。ぼくは分からない。『ひそひそ星』が不在なのか。ぼくが不在なのか。完成しないことが永遠ならば、その児戯にも似た永遠に付き合いたい。ひそひそ星から目を閉じて。2017/09/08

fried_bogy

0
これは一冊の詩だ2016/05/24

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/11035907
  • ご注意事項