内容説明
たべものにまつわる言葉の語源、歴史、食生活のしきたりをはじめ、一年三六五日の暮らしの中の食物に焦点を合わせて綴る、楽しい話の数々――日々の暮しを彩るさまざまな味のすがたを、古今東西の文献や流行歌などに幅広く求め、また、町角での買いぐいなどなど、著者が幼少の日より親しんできた味の思い出を、四季折々の風物と、周辺の人々の回想とともに語る、味の歳時記。
感想・レビュー
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Gen Kato
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再読。大正～昭和の食にまつわるあれこれ。東京下町育ちの作者曰く「わたしの食の民俗誌でありたい」という、言葉通りの名著。2015/05/13
