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内容説明
父親はわが子の教育の傍観者であってはならず、直接参加しなければならない。――在日四十余年、日本の教育現場をつぶさに見つめてきた元・栄光学園理事長が、自信を喪失した日本の父親たちと、これから親になる若者たちに語る家庭教育論。ありし日の父を回想した「父ありき」、教育者としての実体験を盛り込んだ「おやじさまざま」、結婚する若者に贈る「明日の父に」の三章からなる。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Hisashi Tokunaga
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再読;父親像は変転する。フォス神父が教え接した生徒たちはあの「栄光学園」生であり、彼らの父親に語った集大成であることは割り引かなければならない。本書が書かれた時代は相良直美の「・・・二人のために世界はあるの」(フォス神父は否定するが)が歌われた時代。再読の中に多くのことを感じとってしまった。今日「失われた〇〇年」とエコノミストは言うけれど、オイコノミストとは本質的には家庭経済家なのだ。失われたのは<家庭>であり<父親>だという事を記したい。 名言は「ジシン・カミナリ・カジ・オヤジ」です。2018/06/17
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