いい百鬼夜行

著者名：川西ノブヒロ【著】

講談社（2016/06発売）

• ISBN：9784063649895

内容説明

累計＜100万ＲＴ＆いいね＞！伝説の癒され漫画「いいなまはげ」がフルカラーコミックスになって登場！美鶴町にほんわか暮らす人々と、「泣ぐ子はいねねが～！悪い子はいねが～！」優しいなまはげさん。「もう、若くはない……」年寄り扱いされたくないねこまたさま。寄生先を探す座敷童や、女子高生を池に引きずり込もうとする河童、ポジティブ幽霊のれいちゃんたちの、癒し癒される毎日――。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ぐっち]

いい妖怪ばかりのフルカラーになごむ。なまはげさんが特に好きだな、うちにも来てほしい。

2016/07/30

[gelatin]

★★★★　期待していたよりはるかに良かった。びっくりした。単発で読むと『夜廻り猫』のなまはげバージョンみたいに感じるのだが、(そして夜廻り猫を読んでいなければもっと好評価だったはずだが)ストーリーが繋がりだしてからが妙に良いのですよ。特に幽霊の女の子あたり。ハッピーエンドすぎるきらいもなきにしもあらずだが、黄金の海に辿り着くにはあれ以外ないのかも。他の漫画も読んでみようっと。

2016/08/28

[りー]

はじめは夜回り猫と同じ類の「いい話」かと思ったらまさかの伏線回収があったので思いのほか楽しめた。しかしタイトルが内容にそぐわない。全然百鬼夜行じゃない。

2016/07/18

[しましまこ]

４コマ美鶴町ミステリー？

2016/07/17

[みやしん]

帯にある｢癒しと怪しと励ましを｣の文が端的に内容を表している。百鬼夜行というほど妖怪は多くはないが、登場人物に一度きりって人が殆どいなくて町の人々がきれいに繋がっていてそれぞれに話がまとまっている。 一人で泣く人の所に現れるなまはげの｢泣くこはいねがあ｣に込められた、涙に寄り添う深い慈悲。座敷わらしの旅もいつか終わりが来るのだろうか。

2018/06/08