スターツ出版文庫 きみとぼくの、失われた時間

著者名：つゆのあめ

スターツ出版（2016/06発売）

• ISBN：9784813701040

内容説明

15歳の健は失恋し、友達とは喧嘩、両親は離婚の危機と自分の居場所を見失っていた。神社で眠りに堕ち、目覚めた時には10年後の世界にタイムスリップしていた。そこでフラれた彼女、親友、家族と再会するも、みんなそれぞれ新たな道を歩んでいた。居心地のいい10年後の世界。でも、健はここは自分の居場所ではないと気づき始め…。『今』を生きる大切さを教えてくれる青春物語。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[はつばあば]

親友だと思っていてもケンカをすることもある。「消えろ！」その一言で彼は消えてしまった。謝りたくても相手がいなければ謝れない。10年と云う間探し続けていてくれた友。見つけた！。25歳になっていた親友と好きだと打ち明けた女の子。僕はまだ15歳。2006年に帰って彼らと同じ時間を一緒に過ごしたい・・。先日まで脳みそが枯れ果てた自分に愛想をつかしたくなる漫画を読ませてもらったり、幼くても女としての武器を持つ子の本を読ませてもらったりと・・、顔も心も・・言うなら百面相状態。この本はタイムスリップした内容ですがお勧め

2019/08/14

[Moca]

15歳の少年は何故か1996年から2011年にタイムスリップしてしまった話。 10年後なので、好きな人が大人に成長してしまって、時代が変わっているので、カルチャーショックを受ける。10年間失われた時間を取り戻すために自分自身の居場所を見つける。

2019/11/04

[ひまわり]

結構好みの話でした♫後悔しないためにも今一瞬を大切に。永戸君との再会，ちょっぴり変わった未来が良かったです。

2021/01/06

[はーと]

読み終わったとき、泣いてしまった。気持ちがいい、テンポとリズムがあるストーリーでした・・・。

2016/06/14

[ぽんず]

15歳のあの日々に戻りたくなった。多感な時期だけど、必死に生きていたなあと懐かしくなった。

2018/12/18