内容説明
「パワハラ」「セクハラ」「モラハラ」「マタハラ」「オワハラ」……。どんどん増えていくハラスメント。なんでもかんでも「ハラスメントだ!」と騒ぐ社員、それを恐れて部下を叱れない上司、そしてコンプライアンスの名の下に、過剰反応する人事部。これ以上、会社を窮屈にするのはやめにしないか? 経験豊富な社労士が、病める会社を救うため、本音で警告する。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ろし
10
なんでもかんでもハラスメント!!と騒ぐ社員。有りがたいことに私の周りにはいないが、世間では問題になってますよね。どこまでならセーフなのか、色んな事例が掲載されています。仕事は厳しいものです。いい環境で仕事に打ち込む事が出来れば、こんな幸せなことはないですよね。2016/10/25
マカロニ マカロン
8
個人の感想です:B。労働相談は従来「解雇」に関するものが件数トップだったのが、2012年に「いじめ・嫌がらせ」がトップになり、以降継続している。新語流行語大賞の金賞に「セクハラ」が選ばれたのが1989年。30年近くたった現在、聞いたこともないような「ハラスメント」が増殖している。厚生労働省が公式に定義しているのは、セクハラとパワハラとモラハラだけだ。誕生日を聞いただけでハラスメントと訴えられるような状況では、職場がドンドン窮屈になってしまい、訴えた本人も含めて誰も幸せになれない。身に覚えある事例もあった。2016/09/30
ガミ
6
様々な「ハラスメント」を必要以上に主張する「ハラスメントハラスメント」が、現代社会で与える悪影響や、原因、対処方法について、著者の事例を参考にまとめた書です。実際起こった事例では、正当な理由で厳しく怒られただけで訴えに走る大人に呆れました。同世代で実際身近にいるんでしょうね…。4章では、幼少時代からのかかわりの重要性がまとめられていますので、根元をしっかりしておくことの大切さを再認識しました。きつい物言いができない性分ですが、下の世代に理解してもらえるように話をする根幹はしっかり作っておこうと思います。2019/05/06
荒野の狼
4
ハラスメント・ハラスメント(ハラ・ハラ)について書かれた半日あれば読了できる本。あとがきなどによると、著者は、社会保健労務士として独立してからは、企業からのハラ・ハラの相談に載ったというp186話が、何度かでてくる。しかし、具体的に何をしたのか、結果的に問題の終息がなされたのかが書かれていないことが多く、著者のような専門家も苦労したと書かれている。2020/09/11
咲羅
3
私が只今大絶賛接触中のハラ・ハラ社員と全く同じで、ケースを変えて実は奴のことを書いているのでは?と思ってしまうくらい「やっぱどこにでもこんなやついるんだな…」と軽く絶望する作品。 とはいえ、こういう事案にはこういう対応で突っぱねていいんだと納得もできる。ハッキリと答えが出ていないケースもあるからそこはモヤるが会社なんてそんなものだし。 こういう輩に対してでも、例えばちょっと配慮を欠いたものをアップすればすぐに炎上する生きづらい世の中で、ネットが誰の物にもなってしまった時代に日々気持ち悪さを感じる。2019/04/30
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