ロングセラーパッケージ大全

著者名：日経デザイン【編】

日経BP（2016/06発売）

• ISBN：9784822235147

内容説明

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売れる戦略は「定番」に学べ――キャラクター、広告宣伝、リニューアル戦略まで、
長く愛され続ける秘訣を豊富な事例で解説。時代への合わせ方、常に新鮮さを保つ工夫、変わらぬ信頼を守り続けるコツがわかります。
●30年以上続くブランドが、リニューアルで急成長したきっかけは？
●誕生から100年間ロゴを変えずに売れ続けたブランドが得た価値とは？
●商品とともに成長する消費者と付き合いながら新たな世代を取り込む策とは？

ロングセラーになった商品には、生き残って愛され続けた理由が必ずあります。商品の中身そのものが消費者から支持されてきたのはもちろんですが、その特徴を的確に消費者に伝え、さらなる魅力を引き出すようなパッケージデザインもまた欠かせません。

本書は、ロングセラーが育っていく過程で、各社がどのような商品戦略を立てて実行し、それに合わせてパッケージやコミュニケーションのデザインでどのような工夫を施してきたかを、30年以上にわたる歴史を生き残ってきたロングセラー商品事例をもとに解説します。

飲料、食品、調味料、日用品の4つの分野から２５製品を選び、パッケージデザインの変遷を図解で網羅しながら、いつ、どのようなきっかけでデザインを変えてきたのかに迫ります。時代を超えて変化しない本質的な部分はどこなのか。逆に、時代の変化に合わせて新しくしていくべき場所はどこなのか。そうした見極めを、どのような基準で判断してきたのかが本書を読めば分かります。

さらにはデザインや広告のための戦略までを、網羅した本書。商品企画やマーケティングデザインに携わる方必読の１冊です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[ヒデミン@もも]

やっぱりペコちゃんの変遷につきる。段々と若返っているようにみえるペコちゃんが羨ましい。ハッピーターンもこんなに変わっていたんだね。恵比寿ビールは断然今のほうが良いが発売当初の瓶ビールも味がある。この本、もっとじっくり楽しみたかったが、予約が入っているから早く返却。夏休みの宿題に役立ちそうだもの。

2016/07/24

[けんとまん１００７]

どれもこれも、懐かしくもあり、新しくもあり。こうやって見ると、いろいろ変遷があるんだなあ～と思うだけでなく、時代を感じてしまう。さすがに、ここに取り上げられているのは、流石というものばかり。まさしく、定番中の定番であり、それぞれの商品を代表するものばかりだ。つまり、それだけ、日常の生活（特に、食卓）に馴染んでいるということだ。このあろ、それぞれのパッケージは、どう変わっていくんだろうなあ～。

2017/08/06

[きゅー]

ロングセラーとなった商品には、商品の中身そのものが消費者から支持されてきたのはもちろん、その特徴を的確に消費者に伝え、さらなる魅力を引き出すようなパッケージデザインや広告などのコミュニケーション戦略が欠かせない。この本では、ロングセラーが育っていく過程で、各社がどのような商品戦略を立てて実行し、それに合わせてパッケージを改善していったのか明らかにするという。取り上げられている商品はエビスビール、三ツ矢サイダー、チキンラーメン、かっぱえびせんなど誰もが知っている商品ばかり。

2020/02/27

[えりっち]

ペコちゃんが少しずつ可愛く変化していってました♪

2016/10/03

[マネコ]

長く愛されるデザインは時代(外部要因)によって、少しづつ変わっているということを知れました。 パッケージデザインを通して時代の移り変わりや趣向が変わることを知れたので、デザイン書だけでなく歴史書の側面もあります。カレーが最初は大人向けの食品で、バーモントカレー以降に子ども向けになったという話は驚きでした。

2019/04/17