内容説明
父危篤の知らせを受け、ケイトリンは再び故郷の土を踏んだ。まだ父の再婚相手の長男リノに恋する10代の少女だったころ、次男の事故死の責めを負わされ、彼女はこの町を去ったのだった。皆の冷遇には耐えられても、リノの憎しみの視線は胸にこたえた。5年ぶりに再会した今なお、その瞳からは敵意が消えていない。だが、そんなケイトリンをさらに苦しめる出来事が待っていた。彼女を不実の子と信じる父が、血液鑑定を要求してきたのだ――実子でなければ相続権は一切なく、仮に実子であるなら、この先ずっとリノとともに地所を守らなければならないという!
*本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のハーレクインSP文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ハンナ
24
これは本当にヒロインが可愛そう!頭のおかしい父親と、ずるがしこい義弟、そしてぶっきらぼうな義兄のヒーローに憧れを持ってしまうという。ヒロインとヒーローが10歳もの年の差があって、どうしても昔の憧れを捨てきれないヒロインにヒーローが漬け込んだとしか思えない…。ヒロイン本人の証言よりも、牧童の言葉を信じて手のひらを返したように態度を変えて、「愛してる」とか「結婚しよう」とか言い出すのが理解不能。でも、本当にヒロインはかわいそうだったなー。いとこももう少し出番があっても良かったかも?別作品でヒロインなのかしら?2017/02/10
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