ハーレクイン<br> 永遠に失われた初夜

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ハーレクイン
永遠に失われた初夜

  • ISBN:9784596131706

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内容説明

契約結婚の義務はもう果たした。あとは夫に離婚を突きつけるだけ……。

ルーシーは夫のディオに離婚を迫った。結婚して1年半、夫が屋敷に招く客を妻としてもてなし、理想の夫婦を演じてきた。でも、それももうおしまい。父亡きいま、夫婦を続ける意味はない。この結婚は、夫が父の会社を救うという契約の一部だったのだから。結婚式の夜、それを知った彼女は夫とベッドをともにするのを拒み、その後も、人前に出るとき以外は一緒にいることさえ避けてきた。ところが、離婚を告げられたディオの反応は意外なものだった。まだ行ってないハネムーンのあとでなら別れてもいいというのだ。カリブの島で2週間、心ゆくまでベッドで過ごしたあとなら……。

■ルーシーとディオ。実は二人のひと目惚れは本物でした。なのに、ルーシーは夫が会社を乗っ取るために結婚したと思い込み、ディオは妻が父親と結託して彼を利用したと信じていて……。甘く激しいハネムーンの夜を経て、二人の誤解が解けていきます。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たまきら

16
理想の男性と出会い、結婚を待ち望んでいたゴージャス美女(オトン悪人系)が、結婚直前に彼と父親が密談しているのを聞いてしまう。実はすべては彼女の父親の財産目当てだった、と解釈した彼女は結婚生活を拒否。父の死をきっかけに離婚を申し出ます。彼サイドにも言いたいことはあるんだけど、もうあわれなぐらいに不器用で、こりゃあ彼女には伝わらんよ、と笑えました。2016/06/24

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