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内容説明
身体的にも法律的にも女性になるために、主人公・平沢ゆうなは性別適合手術(SRS)を受けにタイへと旅立つ。しかし、女性への道のりは想像していた以上に“痛かった”!! 性同一性障害(GID)当事者の作者が男性から女性になる過程を詳細に描いた実録エッセイ!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
文花
23
性同一性障害(GID)の作者(♂→♀)が、身体的、法律的に性転換していくまでを、赤裸々に描いた作品。試しに、兄にも読んで貰いましたが、例の手術解説(オビにも書いてある、厚揚げとソーセージとあげ巾着)で、悲しそうな顔してましたwこれからも大変でしょうが、負けずに生きてほしいですね(*´・ω・`)b2016/07/03
すぱちゃん@しばらく低浮上になりますが、元気です
15
性同一性障害の男性作家が、性別適合手術を受けて女性になり、その後戸籍変更に至る迄を赤裸々に描いた作品です。手術はタイで受けています。色々大変だったんだろうなぁ~痛かっただろうし。はじめて術後にオシッコが出るところ迄の苦労談は、経験者でない私もハラハラしました。日本に帰り、戸籍変更する訳ですが、戸籍変更した後も周りの人びとに支えられて、良い関係を築けていたんだなぁ~と、安堵しました。2019/07/01
たっきん
12
手術後のエピソードが壮絶でした。なんでこの人はこんな苦しい思いをしなければいけないのかと涙が出た。ご家族に味方がいるのが救いでした。2018/01/03
みずほ
11
★★★★☆ 元男性の作者による性別適合手術の体験記。可愛い絵とユーモアで緩和されてるけど、描かれてる手術の具体的な説明部分はかなりエグい。女の私が想像してもメチャクチャ「痛そう」。カルーセル麻紀は「反転法」だったけど、今は造膣手術も進んでて「S字結腸法」も選べる。より完璧な女になるために作者は「S字」の方を選んだのだけど、苦痛はさらに大きく・・・本当に女になるのは大変なんだな。彼女が幸運だったのは家族の理解を得られたこと。これからも大変なこともあるだろうけど、彼女の第二の人生が幸多いものであるといい2017/07/14
イーダ
11
性同一障害の元男の人が、肉体的にも法律的にも「女性」になっていく過程を描いた作品。性器を替える手術、日本でも安全に、安価にできるようになればいいんですけどね…こういう事例に関わらず、保険適応外のものって多すぎるような気もします(もちろん手続きを完了させるためにはきちんとしたものにしなければなりませんけど)。しかも、ただ手術すればよいというわけではなく、その後のケアも大変だし、他人事ながら大変だなという感想しか出て来ませんでした(いい加減な事言うのは失礼な気がして)。2016/09/14