内容説明
もっと少なく、もっと身軽に――お金も、物も、人も、「持ちすぎない」ほうが絶対にいい。◆「ためない暮らし」が不安を減らす◆まずは部屋をシンプルに整える◆掃除とは「心を磨く」こと◆贅沢は、心と体を“マヒ”させる◆「自分で決めない」のも一つの立派な選択肢◆友達を「ため込もう」としてはいませんか?◆生き方にも「アソビ」を持て◆すべて捨てても「縁の力」は残ります……etc.ベストセラー『気にしない練習』の著者が説く、仏教の智恵で、心と暮らしのガラクタを一掃する本。読むだけで、「余計な物」がスーッと消えていきます。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
馨
43
心もモノもためなければ軽くなる、実践したいことも結構ありました。すでに断捨離して結構捨てたのですが、1か月に家のモノを10個捨てることをやってみようと思います。2016/04/03
ともとも
34
物も心もいろいろと貯め込んでは、収拾がつかなくなるどころか、 心までも汚染されてしまう。 必用な物・モノだけ残す、取捨選択の必要性とその難しさを 感じながらも一方で、それだけに人の心も、人がいる環境も 余裕というものが必要なのかも、しれないとしみじみと思わされてしまいます。 とても解りやすく、面白く書かれていて、それがかえって心に響いていく 人間が生きていくことの大切さを教えてくれるそんな1冊で良かったです。 2016/02/14
ユズル
26
お坊さんが書く本の中で一番好きな著者。語り口が柔らかく分かりやすく、一番ぐいぐい読めます。ためちゃいけないんだ、生活も心も。2016/03/20
竹本明
25
『平常心、これ道なり』この一言につきると思う。日常の業務を我執から離れ、打算を入れずに淡々とこなしていくこと。すべてがその中で完結している。平凡な人こそ幸せに一番近いのではなかろうか!為になる1冊であった。2019/02/17
のぶのぶ
19
知的生き方文庫の禅や仏教をベースにした本は、大好きです。心が洗われる感じがするし、生活を振り返る機会になる。今回も「床にものは置かない。」「先を送りか延期か考える。「怒ると叱るは違う。」など。執着を無くす例えとして、ムカデの話、ムカデは前にしか進めない、棒があると上るが降りられないとき、棒を離せばいい、執着を捨てるのはなかなか難しいが、よい喩えを知ったなあと思う。時々、この手の本を読みたい。2016/02/28