内容説明
「天は人の上に人を造らず人の下に人を造らず」といえり。福沢諭吉の名前は知らなくても、だれでも知っている有名な文句である。だがほとんどの人がまちがって理解している。〔中略〕彼は人間の平等を「機会の平等」として捉えていた。――川北義則が福沢諭吉の成功術・思考術を読み解きます。川北義則ファンが多い40~50代ビジネスマンの読者層から20代の読者まで、「男の品格」「20代の~」などの今までのテーマとは全く違った新しい「キーワード」で語りかける期待の1冊。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
復活!! あくびちゃん!
1
福澤諭吉自体の考え方に「なるほど!」という部分と「…」があったのは、意外な発見であった。当時としてはかなり進んだ考え方だと思うが、それ以上に諭吉の“こだわり”が出ている人生観だと思う。それよりも、この著者(川北氏)の解釈の仕方に全く同意できないような記述がちらほら見られたことが、一番残念でした。『学問のすゝめ』をやさしく読みたいなら、他の本の方が良いかも。2016/03/13
cocolate
0
スラスラと読みすすめてしまうけど、心に刻み込むには、原文の方も喰いつかないとイカン気がする。 誰ともケンカしないって、難しい。 あれ、これを同じ感想を以前書いた気がする。デジャビュ―?2016/01/10
吉田佳史
0
恥ずかしながら学問のすすめを今まで読んだことがなかった。「天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず」の名言の続きがあることを知らなかった。原本ではないが、こういう本から入るのもありかと。古典とは言われているが自己啓発書としてはまだまだ通用し、本質を捉えてる。2016/01/03
yuki
0
筆者のコメントがわかりやすく的確なため、とても読みやすい。再読必須。