角川書店単行本<br> ミステリークラブ

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角川書店単行本
ミステリークラブ

  • 著者名:霞流一【著者】
  • 価格 ¥660(本体¥600)
  • KADOKAWA(2016/06発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784047881204

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内容説明

中野淡輪町・骨ガラ通り。アンティークショップが軒を連ね、懐かしグッズを捜し求めるコレクターが群がっている平和な町に、突如発生したバラバラ+密室殺人事件。そして事件の背後に現れるのは、体長3メートルの巨大な蟹やら、改造人間もどきの人蟹やら、なぜだが蟹蟹蟹と蟹ばかり。果たして犯人は本当に蟹なのか? この奇妙奇天烈な“蟹”に挑むのは、われらが酔狂探偵・紅門福助。迷走の末に迷探偵がたどり着いたとんでもない真実とは!? ミステリー界のお笑い部門を一手に引き受け、高い(?)評価を得ているバカミス・キング、霞流一のお笑いだけど本格派ミステリー巨編!!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

雪紫

17
電子書籍にて読了。蟹づくしのようでいて昭和のレトロおもちゃ、フォークロアや殺人鬼など様々な蘊蓄たくさんでメイン蟹じゃないの?どれメインだよ。な感じで読んでたものの、その蘊蓄すべてに納得が行く結末にしたのは凄い。第2の殺人と第4の殺人のロジックとか特に良かった。後事件と関係ないとこでは腹立ち紛れにコレクターの前でおもちゃをどんと焼きにする墨畑にイラッとさせられた。後彼から情報聞くためにおもちゃを焼き討ちにした探偵も腹パンしたいと切に思った。それと居酒屋の元夫婦はあれはあれで上手くいってるんじゃない?2019/08/31

UPMR

3
紅門福助ってこんなに性格悪かったっけ?単純にギャグのセンスが寒くて笑えないだけならともかく時々幼稚すぎてドン引きしてしまう。蟹尽くしの見立て、容疑者らのコレクション趣味&昭和ノスタルジー、フォークロアなどの色んな要素をとにかく詰めこんでいて何かごちゃついているのはいつもの読み味。バカトリックは結構陰惨。フーダニットのロジックは若干、状況設定に人工的な匂いはするものの、よくできてはいるし、事件の数だけ披露してくれたので何か許せてしまった。2023/07/10

ステビア

1
父の友人で、小学生の時のフェイバリットだった霞さん。久々に読んでみたら、二転三転するなかなか面白いミステリなのでした。2012/02/12

二分五厘

0
1999.7.28

kanamori

0
☆☆★2012/10/11

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