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内容説明
いらいら。むかむか。もやもや。気になると止まらない。この世は「不適切な日本語」で溢れている。「私たち入籍しました」のどこが間違いか? 平板アクセントがなぜ急増しているのか? 「元気をもらう」のどこが陳腐か? ある時は研究者に取材し、ある時は関係者のもとに出向き、さらにある時は居酒屋で熱論を交わし……喋りのプロが持ち前の粘着質を存分に発揮、笑いと共感と納得に満ちた「日本語偏執帳」。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
初美マリン
91
なるほどと思いながら読みました。被災者ではなく被災されたかた、遠回しにいうことの大切さ、学びました2018/12/21
佐治駿河
41
序盤は単語の使い方の不適切な部分を解説してくれています。中盤以降はアクセントに焦点が当たったり、終盤では文章の言い回しなどが例として挙げられています。確かに梶原さんの言われるように私も違和感や誤用していることが気になることはあります。本書の内容とは相反する意見となりますが、時代流れで変化していくこともある程度仕方ないと許容もしています。日本語は他の言語に比べ変化が速い言語とも言われており、柔軟に時代背景や文化に合わせて変化してくことも日本語の良さと考えています。2024/11/12
ロア
20
梶原さんて、愛嬌のある楽しいおじさんですね(*´∀`*)他の著書も読んでみたいと思いました。2018/04/16
yu yu
17
はんこは、“印鑑''ではなかった~~。 スマホ歩きか歩きスマホか、、面白かったです。2016/09/30
マッキー
16
「元気」はもらうものだろうか?という疑問。本来なら自発的な感情なので「元気が出る」が正解なんだろうけど、わざわざ「もらった」と「相手」を意識することで、相手側に対する配慮をしているのかもしれないなと私は思った。2016/11/08