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内容説明
日本語はスリリングな情報と知られざる歴史の宝庫である。漢字は何字覚えればよいか? 「四」が嫌われる本当のワケは? 生前の「藤原不比等」が「プディパラ(の)プピチョ」? 母は「パパ」と呼ばれていた? 遣唐使やザビエルの通訳は誰? 「ら抜き言葉」を使った文豪は? 知るほどに日本語が面白くなる。漢字、発音、文法、歴史について、思わず他人に話したくなる薀蓄(うんちく)を凝縮。読者を「日本語通」への道に誘(いざな)う一冊。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
今Chan
4
日本語についての蘊蓄を集めた本。国語の教師が授業の合間に使えそうなこぼれ話がいっぱい。あちらこちらで、大学時代の国語学の授業を思い出しました。2016/05/05
ららら
3
プディパラノプピチョ。てふてふ。2021/09/01
GOTI
3
☆☆☆日本語は難しい。第三章までは結構面白かった。「青」と「みどり」って、言われてみればそうだよねと納得。発音編が面白い。枕草子第一段「春はあけぼの。やうやう白くなりゆく山ぎは」は平安時代「パルパ アケポニョ イャウイャウツィロク ニャリイゥク イャマギパ」と発音、鎌倉初期に「ファルワ アケボノ ヨウヨウシロク ナリユク ヤマギファ」となったらしい。では「ツィオウチョクチャイツィ」「ムラツァキツィキブ」ってだれだ?2016/05/30
勝也成瀬
3
ちょっと自分が求めている内容とは違う。日本語の発音に関することと、歴史上の日本語に貢献した人の話が印象的かなぁ。しかしたまにこういった本は読みたくなるな~。2016/03/28
つっきーよ
2
日本語の変遷について書かれた本。内容は文法や発音、昔の通訳日本語の研究をしてきた人々の話もあり広範囲になる。私のような文法をきちんと理解できていない人にはところどころ難しいと感じる部分もあったがそれでも興味深く読むことができた。読み終わった後にもっと日本語について知りたいと思えるようになった。2017/10/17