- ホーム
- > 電子書籍
- > 教養文庫・新書・選書
内容説明
デビューの謎から解散の真相まで徹底検証! 映画『レット・イット・ビー』の警官出動は「やらせ」だった? ビートルズが解散したのは70年ではない? ──伝説となったさまざまなエピソードの真相に迫る! (講談社現代新書)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
№9
27
ビギナー向けのようだが中身はそうではない。ビートルズのマネジャー、ブライアン・エプスタインの著書「ビートルズ神話(邦題・絶版)」のなかでエプスタインにビートルズを知らしめるレイモン・ジョーンズなる人物のその追っかけは、手元にその著書がなければ(自分には中2のときに購入したその著書が手元にある)、ピンと来ないだろう。(それにしてもレイモンド・ジョーンズが実在の人物であったなんて!ちょっとココロ震えた)。また解散に至る経緯でのドロドロも、実は四人の親友としての「絆」は案外強いものだったことを感じさせてくれた。2015/05/24
かしまさ
13
「Rwvolver」のニューミックスが出てから猛烈にビートルズ復習中。ビートルズの楽曲ではなく「歴史」としてのビートルズについての本なのでアルバム全部持ってる程度の(それでも充分熱烈なんだが)ファンはびっくりしちゃうほどディープな内容。「レイモンドジョーンズ」とか「ブッチャーカバー」とか聞いてピンと来る人じゃないとついて行けない😅 あまりにも存在が大きすぎていろんな憶測がまことしやかに囁かれるビートルズだけど今となっては確かめようがないものも多いんだな。唯一確かなのは曲が素晴らしいということ。2022/12/02
たらお
9
図書館本。ビートルズの基礎知識を得ようと思って読み始めたら、他の読者さんも書いている通り、マニアック。ただ、興味深く読めたところもあった。ビートルズのアルバムには英国版と米国版があって、我々が聴いているのは米国版「ラバー・ソウル」。ロック色の残る英国版とは違い、フォーク色の強いものだったことを知る。ビーチ・ボーイズが影響を受けたのも米国版で、そこから「ペット・サウンズ」が生まれる。商売とはいえ、当時のアメリカのレコード会社はバンドの意図を無視して、曲の入れ替えや切り売りをよくやるよなぁと感じた。2015/04/20
ぐうぐう
7
ビートルズ神話において定説とされていることへの懐疑、そして謎とされているエピソードの解明を主題とする新書。アメリカ盤『イエスタディ・アンド・トゥディ』の発売すぐに回収されたブッチャー・カヴァーや、『ホワイト・アルバム』の限定番号の疑問など、やや地味でマニアックすぎる謎へのアプローチは読者を選んでしまうが、解散への流れを整理した章は実に興味深かった。誰が解散への流れを作り出し、最終的に解散が成立した過程は、初めて知ることが多かった。へえー!!!2009/05/10
松村 英治
3
かなりマニアックな内容。でも読んでいると、ビートルズの曲をとにかく聞きたくなる。特に、Tomorrow never knows。2016/08/31
-
- 和書
- テーマパークの施設経営