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内容説明
知的生活とは、頭の回転を活発にし、オリジナルな発想を楽しむ生活である。日常生活のさわがしさのなかで、自分の時間をつくり、データを整理し、それをオリジナルな発想に結びつけてゆくには、どんな方法が可能か? 読書の技術、カードの使い方、書斎の整え方、散歩の効用、通勤時間の利用法、ワインの飲み方、そして結婚生活……。本書には、さまざまなヒントとアイデアが、著書自身の体験を通して、ふんだんに示されている。(講談社現代新書)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
まふ
92
再読。今更ながら、と思いつつ読んだが改めて参考にすべき点多々あり。その第1番は①メモを取らず本に書き込むべし②そのため本はどんどん買うべし③本のために自分のための書庫を持つべし④それは全て「時間を金で買う」という思想に繋がるから。という流れ。「ナルホド」である。といって、私は「図書館徹底利用派」なのでその通りには(今は)やらない。この「自分用書庫」主義は佐藤優氏もそのようであるが、「モノ書き」ではない場合はこだわる必要はないと思う。その他も含め、今日に十分通用する名著であると思った。2025/08/26
kazuさん
78
学生時代に読んだが、内容をほとんど覚えていなかったので、再読した。著者の小学生時代から執筆時点までの生活を振り返りながら、どうすれば知的な生活を送れるかについて詳述されている。1970年代後半は、高度経済成長期で、人々が知的な生活を渇望していた時代。そのため、この本がちょうど良いタイミングで出版されたため、売れ行きが良かったのだろう。時間管理におけるカントの生活哲学、梅棹忠夫氏が開発した京大式のカードを使った整理法、書斎の設計などの記述が興味深い。2024/03/25
hit4papa
64
知的生活とは、書物を血肉とする生活様式のことで、本書はそのあるべき姿を述べたものです。著者自身の生い立ち、書物との出会い、そして書物とどう触れあって人生の糧としたかが述べられています。武士は食わねど...ではありませんが、何をおいても書物が一番というマインドは、受け入れ難くはあります。書物からの情報を整理する方法や、書物を中心とした建築様式の提案等は、考え方はわかるとして今の時代にはそぐわないでしょう。古臭く見えてしまいました。読んでいて反抗的な気分になるのは、著者の自信満々さがひっかかるんでしょうね。2018/11/21
mitei
64
まだパソコンのない時代はこのようにしてたのか~と理解した。でも本を読むことは大事なのは古今東西あまり変わらないな。2010/05/13
つちのこ
44
晩年に上梓された『実践快老生活』がどうにも性に合わなくて著者から離れていた。しかし、やはり名著は健在である。学生時代から数えて40数年ぶりに再読した本書の、切れ味鋭いその痛快さに驚いた。若年ゆえか、当時はこれほどの面白さに気づかなかった。本書はすでに古典の域に入り、「知的生活」という言葉もまた一般化している。繰り返し読む本を持つことによって、本物の読書家の仲間入りができるとは言い得て妙。「本を買いつづけることは、知的生活者の頭脳にとっては、カイコに桑の葉を与えつづけることに匹敵する」いやぁ、痛快、痛快!2026/06/03
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