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内容説明
2007年問題を乗り越えるための必読書! 「伝えよう」としても「伝わらない」。「伝える」のではなく、「伝わる」のが正解だ! 各企業で大問題になっている技術伝達の本質を明らかにし、解決法を示す。(講談社現代新書)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ほじゅどー
9
★★★自分の持つ技術をいかに他人へ伝達するか。伝達手段はマニュアルや講義等いろいろあるが、大切なのは伝えられる相手の立場で考えた「伝わる状態」をいかに作るか。1.まず体験させ 2.はじめに全体を見せ 3.やらせたことの結果を必ず確認し 4.一度に全部伝える必要はなく、5.個はそれぞれ違うことを認める。2013/03/31
greenman
5
「失敗学のすすめ」で有名な畑村洋太郎氏による、「技術」を伝える「技術」について述べられた本。しかし畑村氏は、「技術」は伝えるものではなく、「伝わる」ものだという。相手の立場になって、「技術」がいかに伝わるかを考えなければ、ひとりよがりな知識を相手に押し付けるだけになってしまう。伝わることで、これまで培ってきた技術にアプローチすることが簡単になるし、さらにレベルの高いことを実行するのも可能になるのだ。2010/03/01
Kimi
3
技術の伝達方法だけに限らず、技術系の説明や報告にも関わる。 技術系の説明や解説は特に自己満足になりがち。相手が情報や内容を受け入れられる状態(伝わる状態)にする。2021/09/14
bb 258
1
「伝える」のではなく「伝わる」 伝えようとする相手が学ぶための素地があって初めて吸収できるのであって、まずは相手の立場に立って素地を作ってやることが重要2021/09/02
けんじろう
1
基本的な内容。ただし現実には出来ていない人もたくさんいると思う。 客観的であることを意識しすぎて魅力のないものになる、という点はありがちなので意識したい。2018/04/01